黄色い俺の甘い日常(×hk)

独占(in×hk) ページ13

〜in〜


ｶﾞﾁｬ



『おはよぉ〜』



甘ったる〜い舌ったらずの声で入ってきたのは俺の可愛い猫さん




きっと俺が猫を女性のように見てしまうようになったのはこいつのせいだろう



とはいえこの猫さんを越える猫も人間もいないのだが



なんてのんきに考えてると俺からの返事が無いのが不服だったのか


頬っぺたをふくらまして顔を除きながら


『いのちゃん！おはようってばぁ』



何て言ってくる猫さん



にこやかに俺が


「おぉ〜ひかる〜おはよう」




って返せば当たり前のように俺の膝でお昼寝しだす猫さん




これだけ猫っぽいのに猫が嫌いだなんて信じられない





俺の膝で口を半開きの猫さんを起こそうとおもったけど



『う〜 いのちゃん』



なんて微笑みながら寝言で言われたら起こせるはずもなく俺は猫さんの髪を撫でながら口に触れるだけのキスをした








そんな可愛い猫さんに俺は今日も振り回される



でも一人で独占できるこの時間が一番好きだったりする

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