太鼓の達人【夢短編集】Part1

普通の魔法使い2号 ページ47

〜クリスタルキャッスル・エントランス〜

さいたま(鉄)は左手を少し前に出した。デルタ(鉄)を見つめている。デルタ(鉄)は右手を腰に当て、左手で魔導書を持ちながら微笑み、さいたま(鉄)を見つめている

すると月下(鉄)が横入りした。右足で蹴りかかって来た。さいたまは少し右にずれながら避けた。その後、お互いに拳をぶつけ合い、月下(鉄)の蹴りをさいたま(鉄)が受け止めた。そしてさいたま(鉄)は右の拳を月下(鉄)にぶつけようとした。月下(鉄)は少し前にずれる。背中に少し擦った(かすった)程度だ。月下(鉄)は水色のオーラを身に纏いながら右の拳をさいたま(鉄)にぶつけようとした。さいたま(鉄)はしゃがんだ。月下(鉄)の拳はさいたま(鉄)の帽子に命中。帽子は飛んでいった。さいたま(鉄)は月下(鉄)の隙を見逃さなかった。かめはめ波と同じ撃ち方で虹色のビームを撃った。月下は脆に食らい、何処かに飛ばされた

さいたま(鉄)は左指を口元に当て右目をウインクさせた。しかしその直後、げっとした表情になった。左手にナイフを持ったミンティア(鉄)が空中から斬りかかって来たからだ

ミンティア(鉄)は着地すると同時に二回連続で斬りかかって来た。さいたま(鉄)は全て避けた後、右と左の腕を顔の前に出した。ガードの体制だ。ミンティア(鉄)はそれが分かっていたので後ろに1回転するように蹴った。さいたま(鉄)は後ろに倒れ込む

その直後、成仏(鉄)が右の拳で殴りかかって来た。ミンティア(鉄)はそれを受け止めた。次に左足で蹴りかかって来た。ミンティア(鉄)はそれを受け止め。成仏(鉄)の足を掴んだまま投げた。その直後、後ろからレイン(鉄)に押さえられるように突き飛ばされた。ミンティア(鉄)は慌ててブレーキをかけるがいつの間にか目の前に成仏(鉄)がいた。成仏(鉄)はミンティア(鉄)の目の前に右手でお札を振り下ろした。やや大きめの紫色の炎が舞い上がる。成仏(鉄)は左の人差し指を前に突き出しながら笑みを見せた

一同は月下戦、ミンティア戦も見事に勝利した

デルタ(鉄)は成仏(鉄)達が去って行くのを何処か寂しそうに見つめていた

デルタ(鉄)｢今度は決着を付けよう...さいたま2000...｣

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