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五輪目 ページ5
谷地side
柚子ちゃん、ごめんね。
何も言わずに、部活入っちゃって。一緒に帰れる日もほとんど無くなっちゃうのに。
でもね、私は、日向と、皆と春高に行くんだ。全国に、行くんだ。
だからね、笑って、
全国行ったね、やったじゃん、
って褒めてね。
ねぇ、柚子ちゃんには言ってないことがもう一つあるんだ。
私ね、柚子ちゃんが、好きだよ。
特別な意味で。
ずっと、こんな私を支えてて欲しいし、
離れちゃうなんて考えたくない。
今も、明日も、明後日も。
卒業しても、お互いにおばさんになっても、しわしわのお婆ちゃんになっちゃっても。
だけどね、多分、無理なんだろうなって。
私、男の子だったら、良かったなぁ。
こんな馬鹿な友達で、ごめんね。
絶対に叶わないって解ってる恋なんてしちゃってさ。
大好きだよ、柚子ちゃん。
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作者名:ゆらりん | 作成日時:2015年11月19日 17時