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新しいギフトを授かった記念に、アルマは家族を呼んで写真撮影をすることになった。
ドロレスの手を握りながら、アルマのところに集まるとアルマは清々しい声で記念の声を全員で揃えて言った。
『｢｢｢マドリガル･ファミリー！｣｣｣』
その写真には、イサベラが花を撒き、ルイーサは岩を持ち上げ、ペパは虹を作り、そしてメイリーは水を家族の周りに幸福な瞬間だと言うような意味を込めて、器用に水で花を表現していた。
写真撮影を終えると、メイリーと一緒にカミロが踊っていた。
『カミロ、友達と踊らなくていいの？』
｢平気だって！｣
メイリーはカミロのその様子を見て微笑み、一緒に踊っていると、ミラベルの切羽詰まったような声に驚いた。
｢家が危ない！家が危ないの！！｣
アルマがその様子を見に行って、カミロとメイリーも皆に続くようについて行ってみても、そこにはいつもと変わらないマドリガル家の姿があった。
ミラベルの話によると、家の瓦が落ちてきて床も壁もヒビが入り、ロウソクが消えかかっていたという。
翌日の朝、いつものように家族で家の外で朝ごはんの準備をしていると、たった今起きたと言わんばかりのイサベラとあった。
『おはよ、イサベラ』
｢おはよ……朝ごはん食べる前に、髪とかしたほうがいいわよ？｣
メイリーは寝起きはすごくいいけれど、髪は毎日爆発しているかのように酷い寝癖であり、髪の手入れはいつもペパとフェリックスの部屋に来て、ペパにとかしてもらっていた。
扉をノックして最初に出てくるのは、いつも決まってフェリックスだった。
｢ハハッ今日もすごい髪で来たな、うちのお姫様は｣
『ママ、私のこの髪の癖って誰に似たの……』
｢あまり気にする必要ないわよ｣
階段を降りて外に出る途中で、メイリーはドロレスにあった為に話しながら外に出ていた。
『それでねいつも思うの、わたしの起きたばかりの髪って誰に似たんだろうって』
｢私はメイリーの髪についてはそこまできにする必要ないと思うけど｣
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Dオタ - この間の金曜ロードショーで見てハマって夢小説見漁って全部読んだ中で一番好きです♡これからも頑張ってください (11月20日 19時) (
レス) id: 9a7e557784 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - すき (11月19日 0時) (レス) @page7 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
瑠可 - 初めてシフォンヌさんの小説を見ましたがすごい面白かったです！更新されるのを待ってます☺️ (11月18日 21時) (レス) @page7 id: 1b56191491 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年10月15日 0時
