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祭り当日の夜、マイキーは急用が出来たと言って一緒に行けなくなったから、僕は武蔵神社の周辺を歩いてみることにした。
そうすると何処からか聞き覚えのある声が聞こえたからその近くにある草むらの影に隠れて除くことにした。
｢来んな、ヒナ！｣
そこに居たのはボロボロの姿になった花垣くんとドラケンがいた。
『あっ、花垣くんにドラケンじゃないか』
よく見ると、2人の前にいる特攻服を来た集団はナイフやらバットやら持っているのに対して、2人は丸腰で後ろにいたヒナとエマを守っていた。
『……チッ』
｢ヒナ、エマちゃんと逃げて。オレらだけなら何とかなるから……頼む！｣
2人だけでも助ける為にと、ヒナとエマをその場から離れさせたのを見計らって、僕はその足を踏み出した。
｢ドラケン君、天国ってどんなとこっスかね？｣
｢ハハ……テメェは地獄行きだよ｣
『やぁ、2人とも』
僕が2人にそう言うと、特攻服の連中は僕に対して“なんだテメェ”やら“すっこんでろ”やら言ってきたけど、僕はそんな言葉を無視して2人の元へ進んだ。
『ドラケン、すごい出血だ……ちょっと待っててくれ』
僕は来ていた服の一部が切り裂いて、ドラケンの出血している腹部に巻き付けた。
『後は僕に任せてくれ』
｢頼んだ……｣
『君達は僕を本気で怒らせた……少しやり過ぎてしまうけど……“雷鳴八卦”！！』
僕が放った一撃で辺り一面に遅れて音が響いて、聞きなれた声が聞こえてきた。
｢この音……A坊ちゃんの放った雷鳴八卦の音だ！｣
｢近いぞ！｣
『げっ……マズイ』
僕はそう呟くと2人にここに居たことは黙っててくれ！と言い残して、来た道をすごいスピードで駆け抜けた。
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まろん - 素晴らしいです！ものすごく面白いです！！ヤマトが好きなのでもう好きです！！更新楽しみにしてます (2023年3月4日 21時) (
レス) id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月11日 13時) (レス) @page16 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
りあぺん(プロフ) - ヤマトの成り代わりの小説初めて見ました！凄く面白く最高の小説ですね！続き楽しみにしています！✨ (2022年8月23日 3時) (レス) @page11 id: 0d77fdb877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年6月15日 12時
