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あの後、喧嘩賭博の主催者を僕はぶちのめそうと思ったけどその前に、マイキーとドラケンが主催者を僕より先にぶちのめした。
そして僕と同じクラスの花垣くんにマイキーは近づいて｢お前、本当に中学生？｣と言うと、彼に友達宣言をした後、｢またね｣と声を掛けて帰っていった。
2人が見えなくなってその場にいたギャラリーも続々と帰り始めたのを見て、僕は流れに逆らって階段を降りていった。
『花垣くん』
僕が声を掛けると当の本人はポカンとした顔をして、彼の友人達は驚いた顔をして僕を見てきた。
｢ひ、ひひひ百獣さん！｣
｢え、知ってんの？｣
｢お前、同じクラスだろうが！｣
動揺する彼らを横目に、僕は自分の服の中から消毒液と絆創膏を取り出した。
『こっち向いて欲しいんだけど、いいかな？』
｢は、はひっ！｣
彼の傷の手当をしていると、僕は昔のことを思い返していた。
小さい頃から“あの人”に憧れて、父に刃向かって怪我の手当をしていたから、他人の手当も簡単に出来る。
『よし、出来た！』
｢あ、りがとう……あの……｣
『ん？』
｢何でコレ、やってくれたんですか？｣
『僕も小さい頃はよく、父と大喧嘩をしていてね。怪我の手当は慣れてるんだ』
ちなみに僕がその場を立ち去った後、僕のことについてこんな会話があったなんてその時の僕には分からなかった。
｢いや〜百獣さんやっぱ怖ぇわ｣
｢何で？｣
｢いつも般若の面を被ってるだろ？
だからこそ、外した姿見たことないから怖ぇんだよ｣
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まろん - 素晴らしいです！ものすごく面白いです！！ヤマトが好きなのでもう好きです！！更新楽しみにしてます (2023年3月4日 21時) (
レス) id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月11日 13時) (レス) @page16 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
りあぺん(プロフ) - ヤマトの成り代わりの小説初めて見ました！凄く面白く最高の小説ですね！続き楽しみにしています！✨ (2022年8月23日 3時) (レス) @page11 id: 0d77fdb877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年6月15日 12時
