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マイキーは僕がキングにそう言って、キングが居なくなったのを確認すると僕をみんながいる方に呼んだ。
｢どうしたんだよ、A……それにあの革のマスク付けたヤツは誰なんだよ？｣
『アイツは父の側近の1人のキングと呼ばれるヤツなんだ……そして僕は、父からの命令で暫く君たちには会えないんだ』
僕がそう言うと、タケミチは同じ学校で同じクラスという事もあって僕に話しかけた。
｢学校には来るんスよね？｣
『当分は行けない……僕は父の言葉を押し切って家を飛び出したから、今度こそ父は僕を自分の跡を継がせようとするだろう』
僕がそう影を落としながら言うと、マイキーは僕の傍に来てから僕に言った。
｢そうか……でもさ、オマエはそれで本当にそれでいいのか？｣
『え……』
｢オマエは自由になりたいんだろ？
時間はかかってもいい、俺達が近いうち必ずお前を助けに行ってやる！｣
僕はマイキーのその言葉に目頭が熱くなり、着物の裾でグイッと拭いた。
『マイキー、皆……僕の事を助けてくれっ』
｢｢おう/任せて下さい！｣｣
その言葉を聞いた僕はニコリと笑っていると、｢おい｣という声が聞こえてキングが待ち構えていた。
『分かってる、今行くから待っていろ』
｢カイドウさんが待っていることを忘れるな｣
キングがそう言っている事を頭の隅に置いて、僕はマイキーにあるものを渡した。
｢これは？｣
『エマに誕生日プレゼントを準備したんだ、エマはオシャレが大好きだろ？だから、会えなくなる代わりにヒールをプレゼントしようと思ったんだ』
｢エマも絶対喜ぶ……それに俺達でオマエを助けに行ってやるからな、A｣
僕は皆に有難うと伝えると、般若の面を被ってキングとキングの部下と共に父の待つアジト兼自宅に向かって歩みを進めた。
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まろん - 素晴らしいです！ものすごく面白いです！！ヤマトが好きなのでもう好きです！！更新楽しみにしてます (2023年3月4日 21時) (
レス) id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月11日 13時) (レス) @page16 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
りあぺん(プロフ) - ヤマトの成り代わりの小説初めて見ました！凄く面白く最高の小説ですね！続き楽しみにしています！✨ (2022年8月23日 3時) (レス) @page11 id: 0d77fdb877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年6月15日 12時
