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今日はマイキー達東京卍會と、一虎率いる芭流覇羅の決戦の日。
タケミチに｢少し遅れる｣と言ったのにはある理由があった。
その理由というのが、以前僕の元に来たササキと改めて話をするためだった。
『父は何故僕を戻したがるんだ、ササキ』
｢カイドウさんは坊ちゃんに自分の跡を継いで欲しいと言っていやしてねェ……｣
『僕はただ自由になりたいだけだ……まぁ、ここで言い争っても事が収まるとは僕も思っていない。だから父に伝えて欲しい』
僕がササキの目を見て言うと、ササキは片眉を上げて｢何です？｣と言った。
『今僕がやろうとしていることが終わったら、一度だけ会ってやる……そう伝えてくれ』
｢……ったく、カイドウさんの機嫌をとるこっちの身にもなって下さいよ……分かりやした、今日はそれだけです｣
そう言ってササキがその場を立ち去ると、僕はタケミチにもらった抗争が起きている場所に走って向かった。
僕がその場所に向かうと、もう既に抗争は始まっていて辺りには黒と白の特攻服を着た奴らがお互いに殴り合ったりしていた。
そして僕は車が積み重なっていた所を見ると、今にも一虎が長髪で一虎と同じく白い服を着た男の子をナイフで刺そうとしていた。
その光景を目の当たりにした僕は、父に歯向かうために鍛えた跳躍を駆使して自分の武器である建を振りかざして、ナイフをはじき飛ばした。
｢この金棒……まさか！？｣
｢コレ……誰のものなんだ？……アンタは！｣
｢百獣さん！来てくれたんだ……｣
一虎の驚いた声に連なるように、タケミチとタケミチの友人の千冬がそう言った時、僕のすぐ後ろにいた長髪の男の子が声を発した。
｢何やってんだ、一虎？……まぁいい、俺は稀咲を殺る。テメェらは黙って見とけよ｣
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まろん - 素晴らしいです！ものすごく面白いです！！ヤマトが好きなのでもう好きです！！更新楽しみにしてます (2023年3月4日 21時) (
レス) id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月11日 13時) (レス) @page16 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
りあぺん(プロフ) - ヤマトの成り代わりの小説初めて見ました！凄く面白く最高の小説ですね！続き楽しみにしています！✨ (2022年8月23日 3時) (レス) @page11 id: 0d77fdb877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年6月15日 12時
