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タケミチside
『2人とも、アイツらもう行った？』
茂みに身を隠していた百獣さんが俺とドラケンくんに聞いたからドラケンくんが刺された場所を押さえながら百獣さんに聞いた。
｢なぁ……あの人達って……何なんだ？｣
『父の側近さ……僕を連れ戻しに来ていてね、見つかったら僕は自由じゃなくなる』
百獣さんはそう言うと小さく｢あの牛ゴリラ……｣と呟いて、暫くすると俺とドラケンくんは限界になったのか目を閉じた。
そして翌日の昼過ぎに俺は見慣れない部屋で目を覚ました。
｢ん……あ、れ？ここは……｣
｢タケミチくん！良かった……気が付いて！｣
｢ヒナ……｣
俺はそう呟いて改めて辺りを見渡すとそこが病院だということに気付いて、隣のベッドにはドラケンくんが横になっていた。
｢ドラケン君！｣
｢タケミッチうるさい、ドラケンまだ寝てるんだよ｣
エマちゃんにそう言われて声のトーンを落として謝ると同時にドラケン君の目が覚めた。
｢……んだよタケミっち……うるせぇな｣
｢ホント、すんません……｣
ドラケン君にも謝ると、病室のドアがガラッと音を立てて開いた。
入ってきたのは百獣さんで、手には花束があったことからお見舞いに来てくれたことが分かった。
『2人とも、目が覚めたんだね！本当は生のサーモン持ってこようと思ったんだけど、武蔵神社の神主さんに止められたからね……花束だけにしておいたよ』
まあ確かに生のサーモン持ってこられても、逆に困るだけだという思いは閉まっておいた。
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まろん - 素晴らしいです！ものすごく面白いです！！ヤマトが好きなのでもう好きです！！更新楽しみにしてます (2023年3月4日 21時) (
レス) id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (2022年12月11日 13時) (レス) @page16 id: eb4de4b192 (このIDを非表示/違反報告)
りあぺん(プロフ) - ヤマトの成り代わりの小説初めて見ました！凄く面白く最高の小説ですね！続き楽しみにしています！✨ (2022年8月23日 3時) (レス) @page11 id: 0d77fdb877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シフォンヌ | 作成日時：2022年6月15日 12時
