25話 ページ26
雄英入試から一週間後
私は相変わらず部屋で
ゴロゴロしているところだった
あー…ワンチャン落ちたかなぁ…
せめてあのでかい仮想敵もポイントがあったらなぁ…。
はぁ、とため息をついて
枕に顔を埋めふて寝しているとき
「Aっ！ゆ、雄英から、来てるわよ…！！」
扉が勢いよくガチャっと開けられ
手紙を持った母さんが入って来て私はベッドから体を起こした
私は焦らず落ち着いて手紙を受け取ると
母さんを一旦部屋からだした
手紙の中には何やら小さな丸い機械のようなものが入っていて
それを机の上に置き
ボタンを押すと空中にモニターが出現し、オールマイトが映りだす
私は急ぎ部屋の電気を消してモニターと向き合った
《やぁ光影少女!まずは入試お疲れ様だ!!》
No. 1ヒーローの声が部屋に響きその言葉に少し胸が熱くなる
《で、早速入試の結果の方なんだが…》
《おめでとう！！見事、入試トップで合格だ！！》
『…は？』
入試…トップ？
……合格？
あの程度の成績で…？
軽く頭が混乱する
同じ試験会場の人を見てる限りでも
私よりPを稼いだ人はそれなりにいたはず
なのになんで？
《自分の結果に自分の実感では納得していないという感じだろう？》
《それもそうだ。確かに光影少女の
平均よりは高い点数だが合格には達せないＰ数だ》
その重い言葉に
私は無意識に唇を噛んだ
《ただし、VP�爐世院蹐覆蕕諭�
だけなら……？
…あぁ、そゆこと…？
《入試実技試験の採点基準はVP、もう一つは…救助ポイント!!!》
オールマイトがそういう中
私の入試の映像を見ながら数字が書かれた札を上げる人たち
そうか、ヒーローは人助けが本仕事か。
《確かに君は一番乗りでポイントを稼いでいた。
しかし後半からピンチになった人々の手助け、自分のポイントより救助を優先していた》
《そして最後まで人を助けるために�爐△痢躄樵枦┐泙杷鵬�してしまった》
《君は個性の使い方もうまく、人を優先して助けていたことから緑谷少年よりインパクトが落ちすこしポイントが低くなってしまったが…》
《光影少女!!
計77Ｐで同率入試一位!!合格だってさ！！》
オールマイトのその言葉に私はその場に立ち崩れた
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生ハム - 今読んだんですが、イラストがめちゃくちゃうまいです。しかもかわいい (2020年8月17日 16時) (
レス) id: 14a540efb2 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 黒(プロフ) - 007~化ヶ狐~さん» わざわざ指摘ありがとうございます汗変換ミスしてました汗 (2018年12月24日 23時) (レス) id: 8f941708af (このIDを非表示/違反報告)
007~化ヶ狐~(プロフ) - 爆豪が爆轟になってますよ (2018年12月23日 21時) (レス) id: 4595cecf49 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 黒(プロフ) - てんてんさん» ありがとうございます泣！！もっと画力があればハイレベルなものがかけるんですが…。これからも頑張ります！！ (2018年10月31日 18時) (レス) id: 200114108b (このIDを非表示/違反報告)
てんてん - この小説めちゃ面白いです！光影ちゃんのイラストかわいいっす！あんなの描いてみたい…続編も頑張ってくださいね！ (2018年10月31日 18時) (レス) id: 2caff0ed27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樺那鞠 | 作成日時：2018年9月25日 11時
