22話 ページ23
３の数字がかかれた敵
あっちが攻撃を仕掛けてくる前に右手をふるえば私の背後から眩しい光が一瞬光り
光線が次々と仮想敵の体を貫き焼く
ここまで全てのレベルの敵を含めて10体ほどは破壊した
とりあえずそこら辺にいるやつ
ぶっ潰しとけばそれなりに稼げるだろ精神
周りでも激しい交戦音や煙などがあちらこちらから見え聞こえてくる
次の敵を探そうと走り出したとき
3の敵を相手に手こずっている女子
部が悪いと感じたのが敵に背を向け逃げ用としたとき、足元の瓦礫に足を取られ転んでしまった。
…こういうの見るとダメなんだよな
私は移動方向を変え
その女の子の方向へ向かい左腕を構えて私の足元の影がズズズと空中に移動させる
次に敵に向かって左腕を横に振れば
影の中から死神の鎌のようなものが現れ敵の体を一刀両断にする。
「あ、ありがとう…！」
『お礼言う暇あったらさっさと立つ立つ』
近くで倒れていた女の子に手を差し伸べ引っ張り起こす
怪我をしているなら安全なところに移動して
大丈夫なら無理がない程度に入試に挑むように伝え私はその場から離れた
敵を探しながら走り回っていれば今みたいな危うい状況の人がいて
私はそれを見るたびに間に入ってしまう
んー…Ｐは取れてるけど時間食われてるな。余計な助け入れすぎたかな…。
そう思っているとき
体の芯から揺れるような地響きを感じる
悲鳴とともにある方向から走り逃げてくる試験生
まじかよ、試験でシャレにならん…w
周りの建物を優に超える4番目の仮想敵
あの大きさには敵わないと皆が一斉に逃げてくる
これは邪魔してくるだけで倒してもＰにはならない、なら確かに逃げる方が正解か。私も周り同様逃げようと走り出そうとした時だった
仮想敵の足元の瓦礫に埋まっている気弱そうな男子、とても這い出てこれるような個性持ちには見え
ない
必死に瓦礫から出ようともがくが体が挟まれ動かないでいる。男子の上空に迫る敵の巨大な足
あーマジで私のこの性格とあの男子恨んでやる
自分の中でそう叫んだと同時に私は走る方向を変えた
この距離じゃ走っても間に合わない
仕方ない、久しぶりだけど使うか
どう助けるかを考え、結論が出ると右半身に力を集中させる
空中にいつもみたく影を具現化させた小さな足場を階段のように駆け上ったと同時に
左足にめいいっぱい力を入れ踏み出した
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生ハム - 今読んだんですが、イラストがめちゃくちゃうまいです。しかもかわいい (2020年8月17日 16時) (
レス) id: 14a540efb2 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 黒(プロフ) - 007~化ヶ狐~さん» わざわざ指摘ありがとうございます汗変換ミスしてました汗 (2018年12月24日 23時) (レス) id: 8f941708af (このIDを非表示/違反報告)
007~化ヶ狐~(プロフ) - 爆豪が爆轟になってますよ (2018年12月23日 21時) (レス) id: 4595cecf49 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 黒(プロフ) - てんてんさん» ありがとうございます泣！！もっと画力があればハイレベルなものがかけるんですが…。これからも頑張ります！！ (2018年10月31日 18時) (レス) id: 200114108b (このIDを非表示/違反報告)
てんてん - この小説めちゃ面白いです！光影ちゃんのイラストかわいいっす！あんなの描いてみたい…続編も頑張ってくださいね！ (2018年10月31日 18時) (レス) id: 2caff0ed27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樺那鞠 | 作成日時：2018年9月25日 11時
