取引なんて……そんな重要なことではないきがしますね。 ページ10
「では今日は暗いのでここまでにしましょう。ここの村の宿に泊まって下さい。また明日ここに来ますので」
『ん。ありがとう』
白が馬を走らせる。
よぅし、…………泊まれるかな？
『その辺歩いてみよっか』
「はいっ！」
「おう」
……あ、あそこに宿がある。
近くに行ってみよ〜
「そこの人〜、泊まっていきませんか〜？」
よぅし、いい感じ。
宿も綺麗だしね。
『菖、やっくん、ここでいい？』
二人が頷いた。
『じゃあお願いします』
「はぁい！こちらへどうぞ〜」
よっし、いいとこ泊まれたな〜♪
「どうぞ〜、こちらです〜」
『いいとこだね、ありがとう。こんなすんなりと泊まれるなんて思わなかったよ』
「…………ええっと、ここに泊まる人はいないですからね〜。お客様が１週間ぶりのお客様なんですよ〜」
『え!？』
「この村に来る人がいなくてぇ……頑張ってるんですけどね〜。ここの村、何もないですからぁ」
『何もないの？』
「……あ、確か温泉があるらしいですけどぉ、ここの村人が来ないからお金がなくてぇ…………。」
『温泉があるんだ。じゃあ……お金を貸せば温泉を掘る作業をやるのかな？』
「う〜ん……私、馬鹿だからよく分かんないです〜。まぁ、やってくれるんじゃないですかねぇ？」
金か。
……外国にも友人がいるからなんとかなるんだよね。
『村長ってどこに住んでる？』
・
・
・
・
・
『もしもし、いますか？』
「………なんじゃ？」
おぉ、いた！
『ここに温泉があると聞いて』
「あるにはあるが……掘る作業の途中で村のお金がなくなってしまっての。温泉に入りたいのなら他へいっとくれ」
『私の友人に、工事ができる人がいます。私から頼めば安くできるかと。』
「たとえ安いとしても、ここの村には金がない。だからダメじゃ」
『私が金を払います。ここの村に貸す、ということです』
「ここに貸す？」
『はい、温泉ができたら観光客が来ますよね？少しずつ返していただけたらいいですよ』
「……何が望みじゃ？」
『ん〜……好きなときに温泉に入らせていただけたら嬉しい』
「分かった。取引成立じゃ」
『じゃあ……１週間後辺りに手紙を書きます。それで決めましょう。では』
「お主、名前は？」
『高崎 A』
「高崎……分かった、覚えておこう」
医学を学ぶのって、めちゃくちゃ大変そうだよね→←いやぁ……小さい子は可愛いよ。私ね、大好きよ
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小桜(プロフ) - 最近るろうに剣心にハマって、この作品を見つけました。起承転結があって、とっても面白かったです！ (2021年4月21日 20時) (
レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます(≧∀≦)面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年4月8日 23時) (レス) id: e4c62973b8 (このIDを非表示/違反報告)
ZR(プロフ) - 桜来さん» ありがとうございます。更新頑張るので、よかったら応援よろしくお願いします…! (2017年4月8日 18時) (レス) id: cb84748bfb (このIDを非表示/違反報告)
桜来 - 続き気になります！この小説大好きです！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: 578363f920 (このIDを非表示/違反報告)
nana☆(プロフ) - ZRさん» いえいえ(´∀｀*) (2016年10月10日 23時) (レス) id: c577ffdbde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ZR | 作成日時：2016年3月19日 23時
