あれは私が十一の時でした………。 ページ31
『ってか、なんで来たの?』
「あのバカ弟子がここを守れ、って言ったんだよ。俺は来なくてもいいと思ったんだけどな、Aが来ると思ったから。だが、成長した弟子も見たいと思ってな。」
師匠…………
「A…成長したな。さっきの戦い、よかったぜ」
『………ありがとう…。師匠のおかげだよ』
師匠のおかげ……。
「ちゃんと守れるようになったか?」
『うんっ!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ゙ぁ?俺はなぁ、子供だからって容赦しねぇぞ?」
『うっさい…私はまだ死ねないんだぁっ!!あいつを…見つけるまでは…っ!!』
「うっせぇっつってんだよ!!俺は優しくないからな。もう殺す」
『ぐあ……っ』
「おい、そこまでだ。そいつを放しな」
・
・
・
「……おい、大丈夫か?」
『……お兄さん…私を弟子にして下さい…………っ!!もう……もう…私は大切なものを失いたくない……っ!!自分で…自分の幸せを………居場所を…守りたい………っ』
「……俺は比古清十郎。お前は?」
『……A。だ』
「そうか。よろしくな、A」
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……なんか嫌な雰囲気になりましたね、私こういうの嫌いです。→←本当は使いたくない。
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作者名:ZR | 作成日時:2016年1月29日 22時