……仇を討つから、待っててね ページ13
んー……。
犯人探しって、どうやればいいんだろう…………。
「あの……」
うーん………
「高崎Aさ〜ん」
警察……もだめだし……
「人切り小町ですよね？」
『あﾞ？』
「やっと返事しましたね、Aさん」
『………誰？』
何この…ヘラヘラ笑ってる男。
「僕は瀬田 宗次郎です。突然ですが……提案があるんですよ」
提案……？
『知らん。あんたみたいにヘラヘラ笑ってるだけの奴なんて信用でないし』
「そうですか、残念だなぁ…僕たちはあなたの親友を殺した犯人を知っているのに」
……………え？
『お前……何いってるの？』
「え？残念だなぁ…って」
『その次!!』
「あぁ、あなたの親友を殺した犯人を知っている、ってところですか？」
『それ、本当？』
あいつを殺した犯人………。
こいつが知っているんだ…。
「はい、嘘なんてつきませんよ」
『それ、教えて…お願い!!』
「いいですよ。その代わりに…僕たちに協力してくれませんか？」
協力………？
こんなやつに協力か…。
で、でも…協力すれば……あいつを殺した犯人を教えてくれる…。
「どうでしょうか？協力してくれませんか？」
『協力する!!なんでもやってやるさ！』
「そう言ってくれるのを待ってました。詳しい話はまた明日しますね」
『明日……どこで？』
「そうですねぇ……この辺で大丈夫ですか？お昼頃に」
『分かった。明日の昼にここ、な』
「はい、よろしくお願いします」
………瀬田…行ったな。
うー……嬉しいっ!!
それにしても……誰なんだろう。
あいつをを殺した奴は…。
この笑顔のためならなんだって…!!→←朝飯からうますぎる……。もう死ぬわ。
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西洋刀
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作者名：ZR | 作成日時：2016年1月29日 22時
