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自分が整った顔をしているらしいということは学生時代に女子の反応で気付いていた
そんな女子の反応が気に障ったのか、同性の友人は少ない、というかほぼ0
俺がいじめられるのにそう時間はかからなかった
そんな時代を過ごしてきた俺にとって、彼らの優しさは恐怖の対象でもある
…あの時助けてくれた奴はもういないから、
1人で生きていかなきゃいけない
塞ぎ込む俺を心配したように、母は俺に色んなことをやらせようとしている
きっと今回のおつかいもその1つだ
おつかいをきちんと終わらせて早くこの地を去りたい
じゃないと、この人達にも気持ち悪がられてしまうから
「もう大丈夫ですから、」
フラフラする身体をなんとか支え、自力で立ち上がる
「ほんとに？ほんとに大丈夫？どこ行くの、俺送るよ？」
何から何まで優しい茶髪くんと居続けることは得策ではない
さっさとこの場を退散しよう
そう思って歩き出した俺は誰かの手によって進むことを阻まれた
「これ落としたでしょ」
細身優男は思いのほか力が強い
彼が見せてきたのは母から預かったおつかい場所が書かれた紙
「松村北斗くん、君の目的地はここだよ」
笑顔で話す細身優男はなぜ俺の名前を知っている？
突然告げられた言葉に脳の処理が追いつかない
「俺は高地優吾。君のお兄さんとはバイク仲間でさ、君のことを頼まれてる。
まさか倒れてた子がそうだとは思わなかったけど」
兄のバイク仲間？
兄がバイクの免許を持っていることすら俺は知らない
母から渡された紙をよく見ると
“目的地 Drop by the sea” の文字
ここに到着した時にどこかで見た名前だと思ったのは、このせいか
どうやらおつかいも完了していたらしい
…のだが、高地さんの様子がおかしい
「北斗の部屋はあっちね、慎太郎の向かい。うちは働かざる者食うべからずだから、何かしらの仕事はしてもらうよー。
あ、そんな身軽に来たってことはまず買い物行かなきゃだよね。慎太郎ー」
は？
部屋？
仕事？
買い物？
高地さんが言っていることが少しも理解できない
「なんだここの住人だったのか！よろしくな北斗！」
は？
住人？
「は？住む？」
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ふわ(プロフ) - 当然ぷりむら様のお話が好きな方もたくさん居られますしぷりむら様の大切なお話なのでご連絡させていただきました。複数回に分けてのコメント失礼しました (2021年6月14日 22時) (
レス) id: d3d6811ffb (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - ぜひアイドル緑くんとファン黒くんのお話を書きたいのですが書いてもよろしいでしょうか？ (2021年6月14日 22時) (レス) id: d3d6811ffb (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 私はそのお話を読んだことはありませんがすごく素敵な設定で私自身緑黒をメインに活動しているのもあって (2021年6月14日 22時) (レス) id: d3d6811ffb (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 非常に気になりましてフォロワー様からぷりむら様のことを教えて頂きました。 (2021年6月14日 22時) (レス) id: d3d6811ffb (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 初めまして。こんばんは。占ツク作者のふわと申します。先日私のフォロワー様からアイドルの緑くんとファンの黒くんのお話を書いているかと連絡が来まして私の方はそのようなお話は書いていないのですが (2021年6月14日 22時) (レス) id: d3d6811ffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりむら
| 作成日時：2021年2月23日 22時
