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エースA「「あーこいつァどうもみなさん、うちの弟がいつもお世話に」」
「「「や まったく」」」
ゾロたちはエースとAの丁寧な挨拶に驚く暇もなく返事をした。
ルフィ「二人ともなんでこの国にいるんだ？」
エース「おれァちょっと野暮用でこの辺の海まで来てたんでな、お前に一目会っとこうとおもってよ」
A「私もこの国に用あって…でエースに会ったし時間あるからついてきた……ん？」
Aは視線を感じ、そちらを見る。
ビビ「………………」ｼﾞｰ
A「………何？」
ビビ「いえっ…あっあの、Aさんですよね?!」
A「そうだけど…誰？」
ルフィの仲間であろうビビに自分を知っているように声をかけられ、Aは訝しげに聞いた。
するとビビは焦ったように言う。
ビビ「わっ私ビビですっ Aさんがよくここにきてた時にお世話になった！」
A「んぅ………………あ、あのビビか え、お転婆とは思ってたけど海賊になちゃったかぁ」
Aはビビを思い出して驚いたように目を見開いた。
ビビ「そっそれは……ちょっと事情があって……」
A「ふぅん」
ビビが少し濁したように言ったのでAは深くは聞かなかった。
ルフィとエースの話を聞いていたサンジがエースとAに
サンジ「オイ、話なら中でしたらどうだ？茶でもだすぜ……ﾝもちろんお姉さまには冷たいデザートもありますよォ!!!」
デザートという言葉にAは目をきらめかせた。
A「デザーｴｰｽ「あーいやいいんだ、お気遣いなく」……」
Aはエースをジトっとした目で見た。
エース「おれの用事は大したことないから」
そういってエースはルフィに小さな紙を投げ渡した。
ルフィ「ん？」
エース「そいつを持ってろ！ずっとだ」
ルフィ「なんだ、紙切れじゃんか」
エース「そうさ その紙切れがおれとお前をまた引き合わせる」
ルフィ「へーー……」
A「あ、じゃあついでに私のも渡しとく」
そういってAは腰につけてあるポーチから紙を取り出して破ってルフィに渡した
ルフィ「おう、ありがとう」
A「んー」
エースは素直なルフィを見ながらつぶやく
エース「………出来の悪い弟を持つと…兄貴は心配なんだ おめぇ等もこいつにゃ手ェ焼くだろうが
よろしく頼むよ」
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作者名：マトマカレー | 作成日時：2024年3月27日 23時
