二十九話 ページ31
気が付くと、手首を縛られ何かに吊るされていた
体を捩るが動かない
その代わりに音がなり響き、二人の男が近づいてきた
「やっとお目覚めか」
「随分寝てたじゃねぇか。ご気分はどうですか？千景Aさんよぉ」
あ「最悪よ。何が目的？」
「ハハッ随分辛口だねぇ。」
「まぁ目的なんて1つだろ。有名な女優が目の前にいんだ。こうするしかねぇよな！」
男は刃物を取り出し、私の服を裂く
着ていたTシャツの前が裂けたことで開き、下着が見える
あ「皆やりそうな事をするのね。」
つまらない、そう告げると逆上した男は私の腹を殴る
あ「ｶﾊｯ」
モロに殴られたことでダメージがそのままくる
私の着信に気付いてくれたかな
そもそも誰にかかったのか分からない
高校の時と職業柄ヒーローの連絡先も割と多い
ヒーローにかかっていたらいいけど
最悪部屋の書き置きがある
お茶子達が遅いと思ってくれればそれでなんとか……
きっと誰か来てくれるはず……
だから今はこの状況に耐えるんだ
男は私の頬に手を添え、顔を近付ける
「心配すんな。その綺麗な顔は傷付けねえよ」
そう言うと、私を床に下ろす
「お前の乱れる姿、楽しみだなぁ」
そう言いながら私の体をまさぐり出す
この先されるであろう事への恐怖
涙が出そうになるのを必死に抑える
早く……早く……
あ「助けて……」
そう小さく呟いた時
BOOOOOM！！！！
大きな音を鳴らして、扉が爆発した
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空音(プロフ) - かぼちゃポンタさん» 感想ありがとうございます！完結までお付き合い下さると嬉しいです！！ (2019年3月22日 22時) (
レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃポンタ(プロフ) - 好き合っているのに過去の何かが原因で共に歩むことが出来ない二人が切なくて心が動かされます。面白かったです！^_^ (2019年3月22日 22時) (レス) id: 5680adb2c9 (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - ぽんずさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年3月16日 13時) (レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず - あり得ないと思います。大体イキッてる連中ですよ。空音さんは、気にしなくて良いと思います！ (2019年3月16日 12時) (レス) id: 441ff54470 (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - 結茶さん» ありがとうございます！愚痴みたいに書いてしまった1ページでしたが、私の気持ちを理解してくださる方々がいて下さって嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2019年3月14日 23時) (レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空音 | 作成日時：2019年3月12日 22時
