十六話 爆豪 勝己 side ページ18
Aと話終わり、それぞれ飲み始めた
少し離れた所に座ったものの、やっぱり好きなヤツは目で追ってしまうのが恋に落ちた者の弱みなのか……
爆｢ﾊｧまたかよ｣
そう呟いた声はこの賑やかな空間では誰にも届かない
もう見るのは3度目になるAのあの光景
丸顔や耳女の所にいるA
酔ってんだから止めろよ
そう心の中でツッコむがいつの間にか体は動いてしまうもので________
爆｢A、そこら辺にしとけ｣
そう言ってAのジョッキを取り上げる
俺はこの時、飲むのをやめてくれればぐらいにしか思っていなかったが、コイツの酔った時の癖を忘れていた
あ｢あ〜、勝己ぃ〜！！私はまだ飲めるよぉ〜！！｣
そう少し頬を膨らましながら言うA
その表情に鼓動が早くなる
酔って赤くなった顔に、潤んだ瞳
元々整っている顔に色気がさす
だが________
上｢ちょ！え！？勝己ってなに！？Aちゃんって爆豪のこと勝己って呼んでたか！？｣
アホ面が騒ぎ出した
しまった……
こいつら俺らが高校時代付き合ってたこと知らねぇんだった
爆｢あぁ？誰がいつ俺のこと勝己って呼んだって？｣
威圧をかけながら聞き間違いだと言い張る俺
酔ったAは俺の考えを読み取ることも出来ずに
あ｢えー酷いよー！私勝己って呼んでるもん！｣
ダメだ……終わった……
切｢え、お前らどういう関係？｣
瀬｢案外八百万が言ってた噂ってヤツ当たってんじゃねぇか？｣
クソ髪としょうゆ顔がそう言うもんだから思わず
爆｢俺らが付き合ってたのは高校の時の話だクソが！！｣
その言葉に皆が黙り込み、目を見開く
しまったと思った頃にはもう遅かった
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空音(プロフ) - かぼちゃポンタさん» 感想ありがとうございます！完結までお付き合い下さると嬉しいです！！ (2019年3月22日 22時) (
レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃポンタ(プロフ) - 好き合っているのに過去の何かが原因で共に歩むことが出来ない二人が切なくて心が動かされます。面白かったです！^_^ (2019年3月22日 22時) (レス) id: 5680adb2c9 (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - ぽんずさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年3月16日 13時) (レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず - あり得ないと思います。大体イキッてる連中ですよ。空音さんは、気にしなくて良いと思います！ (2019年3月16日 12時) (レス) id: 441ff54470 (このIDを非表示/違反報告)
空音(プロフ) - 結茶さん» ありがとうございます！愚痴みたいに書いてしまった1ページでしたが、私の気持ちを理解してくださる方々がいて下さって嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2019年3月14日 23時) (レス) id: a9fe660f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空音 | 作成日時：2019年3月12日 22時
