狂わせたのはアナタ【沖田･土方】

十三話 ページ15

あ｢総悟また来たんだ｣


そう伝えると頬を少し膨らませる総悟


沖｢彼女に何回も会いに来ちゃダメですかぃ？｣


その言葉に私は視線を神楽に一瞬向け、元に戻す


あぁ、今の神楽の顔……怖いな


私が恐れていたのはコレなのかも


あ｢一日に似たようなことを何度も言うなんて珍しいね｣


銀｢おいおい、お二人さん？2人だけの世界に入ってかないでくれるかな？｣


銀さん悲しくて泣いちゃう、そうふざける銀さん


沖｢おっとこりゃぁ失礼しやした。独り身には辛いですもんねぃ｣


すごいゲスい顔をしてそう言う総悟


銀｢俺だって！俺だってこんなおもいしたくてしてるわけじゃねぇんだよぉぉぉぉ！！！｣


病室なのにそう叫ぶ旦那に、通りかかった看護士さんが静かにしてくださいと言う


土｢お前ら、そろそろ帰れ。Aもまだ回復してねぇんだ｣


トシがそう言うと新八君が銀さんと神楽に言う


新｢今日はもうおいとましましょう。じゃあAさんお大事に｣


新八君に続いて銀さんと神楽、そして総悟も一言ずつ言って病室を出ていった


その時私は見てしまった


総悟と神楽が目配せをしているのを

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