第54話 ページ13
〜コナンside〜
「うわあ！？」
？「しっ。黙ってろ、名探偵。」
夜まで残りキッドを待つことにした蘭たちのことを１人後ろで眺めていると、後ろから誰かに引っ張られた。この声は…。
コ「キッド…！」
「だから黙ってろって言っただろ、名探偵。」
口を手で押さえられた。そのまま蘭たちの死角となるところに連れていかれる。もちろん相手は…おそらく警察官に変装して俺たちの話を聴いていた「怪盗キッド」だ。警察官の姿をしている。
キ「今はお前にちょっと聴きたいことがあるんだが…。答えてくれ。お前らの仲間の中に、俺が今まで見たことない女がいるんだが…。あいつは誰なんだ？。」
「ああ…。あいつは…。」
俺はキッドに、Aのことを話した。
………………
キ「なるほどな…。」
キッドは信じられないといった様子で聴いていたが、俺が冗談を言っているようではないということで、信じてくれたようだ。
コ「それであいつの思い出づくりにと蘭が計画してこうしてみんなでトロピカルランドに来て…。おめぇが来るって分かっておめぇが来るまで待とうって話なったんだ。」
キ「ほう…。」
コ「そうそうなんかおめぇ、Aの世界では「名探偵コナン」の他におめぇが主人公の作品があるみてぇだぞ。」
キ「本当かよそれ？」
コ「ああ、Aが言ってたからな…。ああ、そうだおめぇ、今回は特別に見逃してやっから、俺がなんとか時間つくるから夜盗んだあとにでも、おめぇAと会ってくれねぇか？あいつもおめぇに会いてぇみてぇだし、話もさせてあげた方がいいと思うからよ。」
キ「いいぜ。かわいい女の子のためならよ。俺も彼女にちょっと聴いてみてぇことが出来たしな。でもお前にしては珍しいな？そんなことするなんてよ…。」
コ「別に…。ただ少しでも喜んでくれればと思っただけだよ…。」
キ「なんか言ったか？」
コ「何も言ってねぇ！とりあえず盗んだあとに…。」
俺は手短にキッドに盗んだあと、キッドとAが２人きりになれるようにするための手段を考え、キッドに伝えた。
キ「分かったぜ。」
キッドはそう言い、戻っていった。俺も死角となる場所から出る。
「あれ、コナンくんどこにいたの？」
Aが近づいてきた。
コ「ちょっとトイレ行ってた。」
俺はそう嘘をついた。
キッドの言うとおり、俺がキッドを見逃してまでするなんて珍しいことかもしれない。しかしただ本当に、俺はAが少しでも喜んでくれればいい、そう思っていた。
……………
長文ごめんなさい！
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キャラ - 面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月27日 20時) (
レス) id: c3eefd4712 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト - すんごいおもろかったで！これからも更新頑張ってな！(*`∀´*)ь (2017年1月30日 23時) (レス) id: 4afc0b72cf (このIDを非表示/違反報告)
改・土方ユイマール(プロフ) - ご無沙汰してすみません!作者です!昨年末にスマホ機種変更したらなぜかログインできなくて、タブレット?で新しく会員登録して作品の続きから改めて書くこととしました!他の作品もです!改めてよろしくお願いいたします! (2017年1月23日 21時) (レス) id: c11c734f09 (このIDを非表示/違反報告)
土方ユイマール(プロフ) - ゆうみんさん» コメありがとうございます(^-^)どうなるか展開楽しみにしててくださいwまたしばらく更新してなくてすみませんね(^_^;今夜更します！ (2016年10月15日 11時) (レス) id: d13244a799 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃんは、はじめて会うのかあ怪盗キッドに、もしかしたら、キッドが彼女に一目惚れするのかなぁ、コナンやきもち、やくかもね次回楽しみです (2016年10月15日 10時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土方ユイマール | 作成日時：2014年7月13日 22時
