白と緋色が組み合う日

☆3☆ ページ4

レオリオ
「実はもう予約してあんだよ！んで、そん時に1人足りないって伝えたら丁度1人参加したいけど仲間がいないって女の子がいたみたいでよ‼合わせて6人！参加出来るって訳だ‼」

ルル
「その…女の子…の事…レオリオさん…知ってる…の？」

レオリオ
「いや、知らん」

ガクッ

そんな効果音が付きそうな程に全員がずっこけた。

ゴン
「何にも知らないの?」

レオリオ
「いや！名前は聞いた！ハクアって言うそうだ！」

クラピカ
「…ハクア？」

クラピカがハクアという名前を聞いて反応した。

キルア
「クラピカ知ってんのか？」

クラピカ
「い、いや。何でもない。ちょっとな…」

クラピカにしては歯切れが悪く終わった。そこにルルは少しであるが不信感をいだいた。

ルル
(クラピカ兄にしては歯切れが悪い…。何でもなくはないと思うな…)

ゴン
「じゃあ行こう‼俺早く行きたい‼」

ゴンはそう言って走り出した。

キルア
「あっ‼おいゴン待てよ！」

キルアもそう言って走り出した。が…

レオリオ
「おーい！2人とも‼方向逆だぞ！こっちだ‼」

ゴン・キルア
「「……。」」

ルル
「焦っちゃ…駄目…だよ。それじゃ…脱出ゲーム…すぐに…ゲームオーバー」

ルルがそう言うと2人は戻って来た。

ゴン
「確かに焦りすぎは駄目だね(^ ^)」

キルア
「あ〜なんか調子狂う…」

レオリオ
「よし‼じゃあしゅっぱーつ‼」

ルル
「そっち…違う」

クラピカ
「こっちだと言っただろう。…自分で」

レオリオ
「………はい」

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