白と緋色が組み合う日

☆14☆ ページ18

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レオリオ
「…って言う感じだ」

ルル
「『ミーティアストリート』…流星…街…って言う…意味。…まさか…流星街？」

考えすぎだよねとルルは笑ってなかった事にしようとしたが、ルルの顔は不安で一杯だった。

クラピカ
「もし、本当に流星街の奴だったとしても、こっちから手を出さなければ何もしてこないさ」

キルア
「…流星街ってそんな手を組んでなんかするような奴らだっけ？」

レオリオ
「分かんねぇ。だが確かに6人はいた。全員が流星街ってわけじゃねぇんじゃねえか？」

………

数分の沈黙が続いた。

ハクア
「…ねえレオリオさん。開会式でなんか言われませんでした？…始まる時間とか」

レオリオ
「あ…確か10：30に始まりだったぜ」

時計を見ると10：27。

キルア
「レオリオのアホぉぉぉ‼もう始まんじゃねぇか！」

全員が走り出した。

ルル
「ねえ…どこ…行けば…いい…です⁉」

先頭を走っていたルルがレオリオに聞いた。

レオリオ
「あのでっかい建物だ‼」

クラピカ
「レオリオ‼世の中にはすぐに言わなくてはいけないものがあるだろう‼」

レオリオ
「ワリィ‼でもお前らが聞いてきた事に…」

ゴン
「先行くね！」

レオリオの横をゴンがものすごい勢いで抜いていった。

ハクア
「私もお先に！」

キルア
「じゃあね」

ハクア、キルアも続いていき、クラピカも

クラピカ
「悪いな」

と言い残し先に行った。

レオリオ
「お前らぁぁぁぁぁ‼」

レオリオが叫んだ時、もうそこにキャマラードチームの者はいなかった。

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