君は俺を見ていない。【urt】【srr】

12.ラブパワー ページ13

うらたside


買い物に行った日から数日。今日もみんなと集まる

[ピンポーン]

まだ20分も早いというのに、インターホンが鳴る。今日は俺の家に集合だ

『やっほー』

う「あれ?なんか今日早くね?そらるさん目当てか」

『いや、単純にこの間そらるさんに集中しすぎて、うらたさんボコってないの思い出したから』

動機の不純さがこの上ない。

ボコると言われてちょっとイラっとも来たが、俺のことを忘れてなくて少し嬉しかったのも事実

う「4レースで良いだろ。みんな来るまでだし」

『多すぎるくらい』


『……』

う「はい、俺の勝ち」

60対48。全て俺が1位、Aが2位という結果で圧勝した

う「そらるさんにデレデレしまくりで、気ぃ抜けてんだろ」

『ちくしょう……絶対次は勝つ!ってか、今日のうちに……ってそらるさんいるからダメか』

う「あ、その件だけどそらるさん今日こないよ」

『は!?この前来るっつったじゃん。う、嘘ついたの!?』

う「そ、そうじゃなくて、」

[ピンポーン]

良いところで、来客が来た

ま「来たよー」

さ「A来てるん?」

『ねえ、そらるさん今日こないの?』

ま「あー、なんか熱っぽいからやめとくってさ」

『ええ……』

ここまでリアルに落ち込んでるオーラが見えたのは初めてだ。帰るとか言い出してもおかしくないような表情をしてる

『ああ、もう!今日は私が勝つ、そらるさんの分まで勝つ!』

まだ元気はあるようで良かった。やけくそ気味なのが引っかかるが

そして、この先のレースはまさかの全敗した

『愛の力だ!』

付き合ってねえじゃん


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思ったより展開を早く書きすぎてる気がしてならない、どうしよう

ワンチャン一か月足らずでこの小説が完結するかもです

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