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29話 ページ29

「じゃ、準備出来たらあそこ立って。俺曲流すから。」



…そうだ。と思い、私は羽生くんにお願いをする




「ごめん。役に入りきりたいから、今ここで私を捨てるようなセリフお願いできない?」




「えっ、まじで?」




羽生くんは嫌そうな顔をしたが、お願いと私が頼むと、仕方ない。と言った顔でこう言った




「俺、あんた嫌い。」





…やはり。とても、心が痛い




思ってはない。それは分かるが、やはり好きな人に言われると、重みが全く違う




「もう、俺についてこないでね。」



羽生くんはそう言いながら、私の肩を前からトンっと押す






…捨て、られた





もう、私は役に入りこんでいた







私がポジションに立つと、程なくして曲が流れはじめる







「…I dreamed a dream in times gone by__.」





…私は、主役

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設定タグ:羽生結弦 , フィギュアスケート , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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和流 凪(プロフ) - は…!確かに…訂正しておきます!ありがとうございます。 (2022年3月1日 20時) (レス) id: e5dba7f2db (このIDを非表示/違反報告)
狐闇 りゅーな(プロフ) - オリフラ立っちゃってますよ! (2022年3月1日 14時) (レス) id: fcd47eb87d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和流 凪 | 作成日時:2022年2月28日 6時

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