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21話 ページ21
「…緊張するな。」
家から出て、スケート場へ向かう
振られるのは分かっていても、やはり緊張はするもの
鼓動が早まる中、スケート場まであと少し。という所で
ある車が止まっていた
「…ん？…いつも車なんていないんだけどな…。」
しかも、通常であれば運転席が見えるはずなのに、なぜか運転席にもカーフィルムが貼ってあるようで、中の様子はうかがえなかった
…おかしい
そう思いながら、その車にバレないように裏口からスケート場に入り、近くの窓から車の正面を覗いた
車の中には、運転席と助手席に、男性が一人づつ座っていた。そして、サングラスをしながらカメラ片手にニマニマしているのが見えた
「…あれ絶対ヤバいやつだよね…。」
恐らくマスコミだろう。羽生選手は裏口なんて知らないだろうから、きっと正面の入口の鍵を開けて入ったのだと予想がつく
…もしここで私と会っていることがバレたら…
最悪の事態を考え絶句する
私は告白の返事をもらうことなど忘れて、羽生選手の元へ走っていた
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和流 凪(プロフ) - は…！確かに…訂正しておきます！ありがとうございます。 (2022年3月1日 20時) (
レス) id: e5dba7f2db (このIDを非表示/違反報告)
狐闇 りゅーな(プロフ) - オリフラ立っちゃってますよ！ (2022年3月1日 14時) (レス) id: fcd47eb87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和流 凪 | 作成日時：2022年2月28日 6時
