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ｻﾝｼﾞ｢以上3つの理由で……!!おれはお前らと……一緒には帰れない!!!理解したら……消えてくれ……｣
そうサンジが告げた次の瞬間、ルフィはサンジの前に立ち、頬を思いっきり殴った。
地面や木に叩きつけられたサンジは、苦しそうに咳き込み、体を起こすとギロリとルフィを睨みつける。対するルフィは怒っている表情だった。
ﾙﾌｨ｢本心を言えよ!!!｣
ｻﾝｼﾞ｢!!?｣
(……ルフィも分かってるんだ。サンジが自分の気持ちに必死に蓋をしようとしてることを)
サンジは険しい表情でルフィを睨んでいたが、その表情は次第に何かを堪えるように変わり、瞳からはポロリと涙が零れた。
そして、ポロポロと溢れる涙を流しながら、サンジはやっと─────やっと、ルフィの前で隠していた本心を吐露した。
ｻﾝｼﾞ｢……ルフィ、おれァ……!!
サニー号に……帰り゛たい゛……!!!!｣
ﾙﾌｨ｢!!｣
ｻﾝｼﾞ｢……だが、どうしても逃げ出す勇気がねェ……!!!式が始まったらもうおれ1人じゃ何も止められねェのに……!!!家族だとも思わねぇあの
ﾙﾌｨ｢……うん!!……だって!それがお前だろ!!!｣
ｻﾝｼﾞ｢!!｣
ﾙﾌｨ｢おれ達がいる!!!式をブッ壊そう!!!｣
ルフィはサンジの葛藤を否定せず真正面から受け止め、にかっと笑い、なんてことないようにそう言った。
目を見開いて驚くサンジの元に、一歩引いて2人を見ていた私はテトテトと歩み寄り、サンジの目線は私に移る。
｢……ね、“1人じゃない”って言ったでしょ?｣
ｻﾝｼﾞ｢!!……あぁ、そうだな｣
サンジは私の言葉にも驚いた様子を見せたが、観念したようにフッと微笑した。
ついにサンジと和解できたと嬉しく思っていると、ヒョイと体が持ち上がり、目の前にはルフィの顔があった。
ﾙﾌｨ｢A!!おかえり!!サンジのこと連れてきてくれてありがとうな!｣
｢ただいま、ルフィ!どういたしまして……って言いたいところだけど、大したことはしてないんだけどね｣
ﾙﾌｨ｢何言ってんだ、敵だらけの場所だったけど1人でサンジのこと守っただろ?十分すげェよ!｣
｢!……そ、そう言われるとなんか照れちゃうな……へへ、ありがとう｣
ﾙﾌｨ｢にしし!…………ん?ってお前、足から血が出てるじゃねェか!?｣
｢え?あぁ、大丈夫大丈夫!血はもう出てないし、転んだみたいなもんだから!｣
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Sol(プロフ) - もしよければ2年前のお話も見てみたいです！！更新頑張ってください、応援しています‼️‼️ (2022年4月2日 19時) (
レス) id: 9ee9e1aa1d (このIDを非表示/違反報告)
赤 - ｽｩｩ、私の好みにドストライク⭐︎面白いですね･･･好きです。更新応援してるっスね (2022年3月28日 19時) (レス) @page30 id: e67f77a01d (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (2022年2月19日 21時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
尹氏(プロフ) - 更新凄く嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2022年2月9日 23時) (レス) id: 1d36a4b651 (このIDを非表示/違反報告)
ほっとミルク(プロフ) - プ◯キュア！メタモルフォーゼ！！…失礼しました。体調を崩さない程度に頑張ってください (2022年1月3日 20時) (レス) @page6 id: 14c8524d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2022年1月1日 12時
