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ｻﾝｼﾞ｢あ〜〜!!ダメだダメだ。ルフィ達は助けて貰える!!ビッグ・マムと約束したんだ!おれが結婚さえすりゃバラティエも無事……!!
仲間達と別れるのは勿論辛いが、誰も死なねェ!!それが一番!!何が不満だ!!｣
｢!!(……やっぱり、さっき私達に見せた冷酷な姿は、あの場を切り抜ける為の演技だったんだ)｣
ｻﾝｼﾞ｢こんな暗い顔してちゃ唯一の希望プリンちゃを追い込んじまう!!あの娘を不安にさせたらおれは最低の男だ。
あんなにいい娘を悲しませるな!!いつものおれになれ!!そうだ!!おれは恋するコック!!
プリンちゃ〜〜ん♡プリン!ちゅわ〜〜ん♡おれはキミを!!幸せにするぜ〜〜♡｣
｢…………｣
……ほんの数分前までシリアスな雰囲気だったはずなんだけどなぁ……とハートを乱舞させているサンジを眺める。
まぁ確かに、こんな状況じゃなかったらサンジじゃなくても男の人は喜ぶのではなかろうか。だって、四皇の娘とは思えないぐらい優しい娘で、キュートという言葉を体現してるような可愛いプリンさんが自分のお嫁さんになるのだから。
……だが、この結婚は、サンジが心から望むものではなく、周りがサンジを犠牲にして強制的に成り立たせようとしているのだ。
それに個人的には、ビッグ・マムとジェルマという大物同士を繋ぐ結婚が、何の波乱もなく無事に終わる気がしない。
双方の思惑が交錯しているような、不穏なものを感じる……ただの考えすぎだといいんだけど。
サンジは目をハートにしてプリンさんへの愛を叫んでいるが、そう切り替えることで無理やり自分に暗示をかけて結婚以外への道を絶とうとしているように私には見える。
サンジはビッグ・マムに私達の助命嘆願してくれたようだが、魚人島のお菓子を食い尽くして喧嘩を売った上に、将星を倒してしまった私達を無事に返してくれるとはあまり思えない。
大人しく約束を聞いてくれる保証はどこにもないだろう。
(思った以上に厄介な状況なのかも……私もそろそろ行動しなきゃ)
私はサンジに気づいてもらおうと、子犬の姿に戻り、窓際でワン!と鳴いた。
すると、サンジはプリンちゃんへの愛をクネクネ回りながら詩人のように語っていたのだが、ピタリと止まり、不思議そうに周りを見渡していた。
ｻﾝｼﾞ｢今、何か聞こえたような……｣
｢ワンワン!｣
ｻﾝｼﾞ｢窓の方からか?…………って、子犬!?!?｣
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Sol(プロフ) - もしよければ2年前のお話も見てみたいです！！更新頑張ってください、応援しています‼️‼️ (2022年4月2日 19時) (
レス) id: 9ee9e1aa1d (このIDを非表示/違反報告)
赤 - ｽｩｩ、私の好みにドストライク⭐︎面白いですね･･･好きです。更新応援してるっスね (2022年3月28日 19時) (レス) @page30 id: e67f77a01d (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (2022年2月19日 21時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
尹氏(プロフ) - 更新凄く嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2022年2月9日 23時) (レス) id: 1d36a4b651 (このIDを非表示/違反報告)
ほっとミルク(プロフ) - プ◯キュア！メタモルフォーゼ！！…失礼しました。体調を崩さない程度に頑張ってください (2022年1月3日 20時) (レス) @page6 id: 14c8524d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2022年1月1日 12時
