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｢彼女の心からの笑顔が見れて、私は本当に嬉しかった。だから、皆さんにもう一度お礼を言います。本当に、ありがとうございました。
……では最後に、私から友人の彼女へ、そして勇敢に戦い抜いた皆さんへ、歌を贈らせて頂きます｣
そうしてAは、スゥ、と静かに息を吸い、メロディーを奏でる。
｢♪〜〜♬︎〜〜｣
Aの透き通った綺麗な歌声は、聞いている者達の心を優しく包み込んでいった。
船にいる者は皆、魔法にかかったようにAの姿に釘付けになり、言葉を失い見惚れていた。
そしてその歌声は、カルタの丘から船を見送っていたレベッカとキュロスの耳にも風に乗って届いた。
ﾚﾍﾞｯｶ｢……もしかして、この声ってA?とっても綺麗……なんだか、懐かしい気持ちになる｣
ｷｭﾛｽ｢あぁ、不思議な気分だ。心が穏やかだ……優しいA君のことだ。きっと、私達のことを想ってくれてるんだろう｣
ﾚﾍﾞｯｶ｢A……ありがとう……!!｣
レベッカはキュロスと手を繋ぎ、最後まで自分を思いやってくれる友の心に、涙を流しながら感謝した。
｢♩〜〜♬〜〜｣
ｷｬﾍﾞﾝﾃﾞｨｯｼｭ｢……なんなんだ……間違いなく初めて聴いた曲なのに、心を掴まされるようなこの歌は……｣
ｻｲ｢こんな歌は初めて聴いたぜ。それに、何か特別な力を感じる気がするやい……｣
ｳｿｯﾌﾟ｢へへん!!すげぇだろ、うちのAは!!海軍までファンがいるんだからな!｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢確かに、スモーカーのところの奴等は目がハートになってたもんな……｣
ﾛﾋﾞﾝ｢ふふ、此処でもまたファンが増えるわね。あの子の歌は唯一無二だもの｣
Aの歌に驚きを隠せないキャベンディッシュ達にウソップは得意げになり、ロビンも嬉しそうに笑ってAを見守る。
ステージに登る前は自信がなさそうな様子だったが、歌い始めるとAは気持ちよさそうに柔らかなメロディーを口ずさんでいる。
ﾛﾋﾞﾝ(仲間内では普通に歌ってくれるんだけど、どうも人前じゃ緊張が勝つみたい。でも、歌い始めたら瞬く間に場全体がAのペースになる…本人は歌に夢中で気づいてないでしょうけど)
Aは、レベッカやキュロス、ドレスローザの人々、そして此処にいる多くの仲間達の行く末が、いつまでも明るい光で照らされますようにと歌に願いを込める。
すると、Aの首から下げられた星のペンダントが淡く光を放ち、瞳は金の宝石瞳へと変わる。
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かかか - 一気見してしまった…さいっっっこうでした。ワンピースの世界観がすごく上手に表現されてて…すごい、こんなに好みなの初めて読んだ…好きです、面白かったです！更新頑張ってください応援してます以上、語彙力を感動と尊さで失った者からぼ感想と応援でした！！！ (2021年8月12日 16時) (
レス) id: fdccfef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 面白かったです！更新するのを待ってます！(*´ω｀*) (2021年7月10日 17時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨ。(プロフ) - 応援してます(*´▽｀*) (2021年6月27日 9時) (レス) id: 1fc8a1ec14 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しいです！もしできれば、オチはルフィでほしです！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2021年6月12日 16時
