327. ページ31
｢老若男女を……虜……!?ほ、褒めてくれるのは嬉しいけど、流石にこの数を前に歌う度胸は───｣
ﾙﾌｨ｢お、なんだあれ!面白そうだなァ!｣
ﾊﾞﾙﾄﾛﾒｵ｢はい!オルティース先輩の為に準備したステージです!!｣
ﾙﾌｨ｢Aの?それいいな!!｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢……A、諦めろ。ルフィに気付かれたらもう観念するしかねェ｣
｢そんなァ!!｣
ﾙﾌｨ｢A!これお前のステージだってよ!戦いも終わったし、やっとAの歌聞けるな!!｣
｢うぐ……で、でもさ、ルフィ!ここにいる人達の中には私の歌に興味ない人がいるかもしれないじゃない?それに宴の雰囲気壊しちゃいそうだなーなんて……｣
フランキーは諦め、ロビンは笑顔で見守る中、最後の悪あがきとばかりにルフィに言い訳をするが、ルフィはパァァァと後光が差しているかのような光る笑顔で｢大丈夫だ!｣と言った。
ﾙﾌｨ｢お前の歌を嫌う奴なんていねェよ!もしいたらおれがぶっ飛ばすから気にすんな!!それに、今ならレベッカ達にも聞こえるかもしれねェだろ?｣
｢ぶっ飛ばさなくていいからね!?でも、確かに……レベッカやキュロスさんに届くかも……｣
ﾙﾌｨ｢だろ!!だからさ、おれとレベッカに聞かせてくれよ!な、いいだろ?｣
｢う、うぅ……でも……でもなぁ……｣
ﾛﾋﾞﾝ｢……ルフィ、ちょっと｣
ﾙﾌｨ｢ん?…………わかった、やってみる!｣
うーんうーんと1人悩み続ける私の胴体にルフィは突如ギュッと抱きつき、自然と上目遣いになり私を見上げる。
ﾙﾌｨ｢A〜おれお前の歌聞かないと元気でねェよ〜!だから……お願いだ、歌ってくれ!｣
｢ぐっ……｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢ルフィからの“お願い(上目遣い)”にダメージを受けてるが……まだ決定打にはなってない様子だぞ｣
ﾛﾋﾞﾝ｢大丈夫、ちゃんと手は打っておいたわ｣
｢ゴ、ゴホン……ルフィ、今回ばかりは流石にむ、｣
ﾙﾌｨ｢…………どうしても、ダメ?｣
｢────!!!｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢……今、確実に電撃が落ちたな……｣
ﾛﾋﾞﾝ｢ふふ。Aはルフィを諭すイメージが強いけど、実際は誰よりもルフィに甘いからいけると思ったのよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かかか - 一気見してしまった…さいっっっこうでした。ワンピースの世界観がすごく上手に表現されてて…すごい、こんなに好みなの初めて読んだ…好きです、面白かったです！更新頑張ってください応援してます以上、語彙力を感動と尊さで失った者からぼ感想と応援でした！！！ (2021年8月12日 16時) (
レス) id: fdccfef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 面白かったです！更新するのを待ってます！(*´ω｀*) (2021年7月10日 17時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨ。(プロフ) - 応援してます(*´▽｀*) (2021年6月27日 9時) (レス) id: 1fc8a1ec14 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しいです！もしできれば、オチはルフィでほしです！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2021年6月12日 16時
