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幼き頃、4人で過ごした在りし日の記憶を胸に、皆が好きだと言ってくれた歌が、どうか彼を守ってくれますように。
そう願いを込めて、星が煌めく夜空へと羽ばたいた幼馴染に届くように歌を唄った。
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プルルルル……ガチャ！
ﾊｯｸ｢サボか。こちらハック。｣
ｻﾎﾞ｢ああ……今出たところだ。すぐ戻る……!!｣
サボは黒鳥に乗りながら電伝虫を取り、ハックと連絡を取っていた。
ﾊｯｸ｢了解した。────で、どうだった。ルフィ君とA君は、だいぶ……｣
ｻﾎﾞ｢…………Aの声だ…………｣
ﾊｯｸ｢？サボ、どうし、｣
ガチャ！！ツー……ツー……
ﾊｯｸ｢……なぜ切るんだ要件人間!!｣
革命軍｢危ない危ないハックさん!!｣
ｺｱﾗ｢まぁまぁ、落ち着いて。切る前に“A”って言ってたと思うから、仕方ないわ。サボ君にとって弟妹達は最優先事項だし、何よりAちゃんのことなら……って、言うまでもなく皆分かるよね。｣
コアラの言葉に、その場にいる革命軍の者達はウンウンと頷く。
どうやら革命軍内では、サボがAへ向ける深い思いに気付いている者が多いらしい。
ｺｱﾗ｢サボくん、Aちゃんが死んだって記事が出回ってた時、精神的にかなり参ってたから、今回会えて本当に良かったよね。｣
ﾊｯｸ｢そうだな……あの時のサボはまるで抜け殻のようだった。私達も立ち直るように力を尽くしたが、ブライトさんと2人で会話したのが特に大きかっただろうな。｣
ｺｱﾗ｢ブライトさんもAちゃんを溺愛してるものね……ここに来る前に、【娘に触れたら殺す】って見た事ないくらい殺気立ってサボくんに言ってたわよ。｣
ﾊｯｸ｢……それはまずくないか……｣
ｺｱﾗ｢凄くまずいのよ。だから、ブライトさんに半殺し……で済むか分からないけど、その前にどこまでAちゃんと進展したか聞かないと!!｣
そうして、サボがAの歌に聞き入っている間、革命軍の仲間達の会話は、Aの父親の溺愛度が凄まじいことや、サボとAの関係発展について熱い論議を繰り広げられていた。
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かかか - 一気見してしまった…さいっっっこうでした。ワンピースの世界観がすごく上手に表現されてて…すごい、こんなに好みなの初めて読んだ…好きです、面白かったです！更新頑張ってください応援してます以上、語彙力を感動と尊さで失った者からぼ感想と応援でした！！！ (2021年8月12日 16時) (
レス) id: fdccfef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 面白かったです！更新するのを待ってます！(*´ω｀*) (2021年7月10日 17時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨ。(プロフ) - 応援してます(*´▽｀*) (2021年6月27日 9時) (レス) id: 1fc8a1ec14 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しいです！もしできれば、オチはルフィでほしです！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2021年6月12日 16時
