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ｻﾎﾞ｢言いたいことは分かってる。腕だけじゃ足りないだろうから、全身複雑骨折するぐらいを目安として考えてくれればいい。｣
｢全身複雑骨折!?!?｣
ｻﾎﾞ｢お前の腕力ならできる!!｣
｢いや、できるできないの話じゃなくて!!ど、どうしたのサボ!?｣
ｻﾎﾞ｢俺は常に傍にいてやれないし、ブライトさんもかなり心配そうでさ……正しい対処方法を教えてやってくれって言われてたんだ。｣
｢お父さん…………し、心配してくれたのは嬉しいけど、骨折って正しい対処方法ではないよね!?｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢お前の父ちゃん、娘が大事すぎて心配しない日はなさそうだな……｣
ｻﾎﾞ｢それと!!お前は想像できないって言ったが、万が一気になる奴が出来たら、絶ッッッッ対に俺に言うんだぞ!!絶対だ!!｣
｢りょ、了解しました!!!｣
恋人説を否定した時と同じくらい……いや、もしかしたらそれ以上の熱意を感じさせるサボの迫力に釣られ、勢い良く返事をする。
といっても、この19年間、恋愛のれの字もないような日々を送ってるから心配しなくてもいいんだけど……
あ、でもこの前読んだ新聞に“結婚詐欺が問題になってる”とかあったもんな……そうか!サボはきっとそういう悪い人達に私が騙されてないか見定めようとしてくれてるんだ!
｢サボ、安心して!怪しい人は大体分かるようになってきたから!!今まで壺とかも買ったことないし!!｣
ｻﾎﾞ｢…………ロビン、コイツを頼む。マジで頼む。｣
ﾛﾋﾞﾝ｢任せなさい。｣
ﾌﾗﾝｷｰ｢A、お前ってある意味最強だってつくづく思うぜ……｣
｢？？｣
-----------------
今度こそサボが帰ることになり、私も見送るために一緒に外に出た。
ロビン達は気を遣ってくれたのか、家の中でサボに別れを告げ、私とサボの2人きりにしてくれた。
ｻﾎﾞ｢……名残惜しいが、そろそろ行かなきゃだ。｣
｢うん。長くいてくれてありがとう。あ!もしサボの仲間の人達に怒られたら私のせいにしていいからね!｣
ｻﾎﾞ｢アイツらのことなら心配するな。それに……俺も、まだ一緒にいたかったから良いんだ。｣
｢…………｣
ｻﾎﾞ｢A?｣
｢……なんだか私、凄くサボに甘やかされてる気がする……｣
ｻﾎﾞ｢何言ってんだ、こんなの甘やかしてるに入らないだろ。……まぁ、今まで会えなかった分、お前らのことはたくさん甘やかそうとは思ってるけどな。｣
そう言って笑うサボは、私の頭をわしゃわしゃと撫でる。
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かかか - 一気見してしまった…さいっっっこうでした。ワンピースの世界観がすごく上手に表現されてて…すごい、こんなに好みなの初めて読んだ…好きです、面白かったです！更新頑張ってください応援してます以上、語彙力を感動と尊さで失った者からぼ感想と応援でした！！！ (2021年8月12日 16時) (
レス) id: fdccfef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 面白かったです！更新するのを待ってます！(*´ω｀*) (2021年7月10日 17時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨ。(プロフ) - 応援してます(*´▽｀*) (2021年6月27日 9時) (レス) id: 1fc8a1ec14 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しいです！もしできれば、オチはルフィでほしです！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 60efdb9fc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2021年6月12日 16時
