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｢ドレスローザ 東の町 カルタの丘｣
孤児院の人達と別れた後、私は空を飛んでルフィ達を探そうとしたが、そんなことをして海軍に見つかったら元も子もない。
院長先生の言葉を頼りに中心街から離れていて、かつ人気が少なそうな所を探そうと歩き出した。
そうして、東の町の外れに小高い丘があることに気付き、とりあえずそこから探そうとして今やっと着いた所だった。
ポツンと建つ一軒家の他に何も無く寂しげではあったが、可愛い花達がたくさん咲いていて、ゆらりと風に揺られていた。
家に近づけば何人かの壮大ないびきが聞こえ、その中に長年聞いた覚えのある盛大な音にルフィがいることは間違いないと判断し、少し駆け足になる。
?｢………ロビン、やっぱりすぐ帰った方がいいと思うか?｣
ﾛﾋﾞﾝ｢さっきまで不自然なぐらいソワソワしてたのに急にどうしたの?｣
?｢そ、そんなにか……?いや、その……緊張もしてるが……もし、もしもだぞ、覚えてないとか言われたらと思うと腰が引けるっていうか……｣
ﾛﾋﾞﾝ｢ルフィが覚えてるなら心配することないと思うけど……それに、Aもああ言ってたし……｣
?｢え、ちょ、俺の事なんか言ってたのか!?なぁ、ロビン!!｣
(私……?でも今ロビンの声が聞こえたってことはここで間違いなさそう)
一応コンコンと小さくノックすると、話し声はピタリと止み、足音ともにキィと扉が開かれた。
ﾛﾋﾞﾝ｢あら、Aお帰りなさい。｣
｢ただいま!遅くなっちゃってごめんね。｣
ﾛﾋﾞﾝ｢大丈夫よ。きっと子供達にモテモテだろうと思ってたから。さ、中に入って。｣
ロビンに促され家の中に入ると、ルフィやローさんの他、ウソップとベラミー、キュロスさんが疲れ果てて眠っていた。ゾロやフランキーは起きていたようだ。
それならあの爆音のいびきにもなるはずだと1人納得した。
ﾛﾋﾞﾝ｢A、貴方にお客さんが来てるの。｣
｢え?私に?｣
誰だろうと思いながら、｢ほら、この人よ。｣と紹介された方を見ると、
｢………あの……お顔が………｣
確かにルフィが寝てるベッドに腰掛けている男の人はいた。
いたけども、顔をぐるっと反対側に向けてるせいで誰なのか全然分からない。
その様子にロビンとフランキーは呆れた様にため息をつき、ゾロは飲んでいる酒瓶を口から離し、こう言った。
ｿﾞﾛ｢いい加減腹くくれよ。
───────サボ。｣
｢……………サボ?｣
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はち.(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです！いつも更新していただく度に読ませていただいております。またお時間がある時、更新していただけたら嬉しいです！応援しています！ (2021年2月27日 21時) (
レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
菜の花からし和え - 一気にみました！更新頑張ってください！ (2020年12月16日 20時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
みいら(プロフ) - とっっても面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年10月19日 13時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2020年10月7日 23時
