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地面に落とされたことで煙が巻き上がり視界がより悪くなり、ローさんがどうなったか分からずにいたが、すぐにローさんの叫び声が聞こえ、嫌な予感に胸中がざわついた。
早く、早く行かなきゃと匍匐前進のようにズルズルと体を引き摺って声のする方向へ向かうと、段々と煙が晴れ、目の前には信じ難い光景が広がった。
ﾛｰ｢ぐっ、うあああああああああ!!!!｣
｢─────ローさん!!!!そんな……う、腕が……!!!｣
目の前には、右腕が切断され、叫び声を上げながら激しい痛みに身を悶えさせるローさんがいた。
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ｢フフフ!!もう一人の“D”に感化されてか…お前が直接おれに挑んできたのも起きちまった現実!!────だからおれは許す!!!
実の父と弟を許した様に……!!!“死”をもってな!!!｣
ﾛｰ｢……くっそォ……!!!｣
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ｢処刑はやはり“鉛玉”に限る…!!｣
｢ッ!!!そんなこと、絶対に……絶対にさせない!!!!｣
ﾛｰ｢ハァ…ハァ…オル、ティース屋…!?｣
私はローさんの前に立ち塞がり、ドフラミンゴに相対する。
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝ｢そこを退け。こいつには死ぬしか選択肢が残されてない。｣
｢どきません!!……私があなたの相手になります。ローさんに手出しするのは、私を殺してからです。｣
ﾛｰ｢!?…何を、馬鹿なことを…!!｣
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ｢ほぅ……｣
今立っているのでさえやっとなのにお前に何が出来るんだ、とドフラミンゴが思っているのは明らかだった。
そんなのは重々承知だ。私はここに来て、2人に守ってもらうどころか力を暴走させてしまうぐらいには何の役にも立ってない。
でも、いくら役立たずだろうが何もしないのは違う。
私が立ち塞がることで、数秒でもローさんの時間が稼げるなら安いものだ。
駄目元ではあるが、壊れてしまったネックレスに手を当て、口を開いたその時、背後から爆音がし、ルフィの声と共に地面が崩れ何かが空中に浮き上がった。
ﾄﾚｰﾎﾞﾙ｢下から何か飛んできた…あれは、“影ドフィ”!!｣
ﾙﾌｨ｢ミンゴォ〜出てこォ〜〜〜い!!!｣
ﾄﾚｰﾎﾞﾙ｢べ〜〜っへっへっへっへ!!影ドフィがバラバラだァ〜!!｣
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ｢アレを閉じ込めおくには…少々檻がせますぎたか。｣
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はち.(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです！いつも更新していただく度に読ませていただいております。またお時間がある時、更新していただけたら嬉しいです！応援しています！ (2021年2月27日 21時) (
レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
菜の花からし和え - 一気にみました！更新頑張ってください！ (2020年12月16日 20時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
みいら(プロフ) - とっっても面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年10月19日 13時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2020年10月7日 23時
