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国民達はコロシアムの戦士達が助けに現れたことに大きな歓声を上げ、喜んでいる。
巨人族のハイルディンやサイさんやブーさん達はドンキホーテファミリーの手下達を蹴散らしながら、どうして自分達が動けるのかと腑に落ちていない様子だった。
ﾚｵ｢安心はしないでくらさい!!これはマンシェリー姫とオルランドが選んだドレスローザの延命措置!!｣
ﾊｲﾙﾃﾞｨﾝ｢延命!?どういう事だ!?小人!!｣
ｷｭﾛｽ｢とにかくみんな行け!!この台地へよじ登るんだ!!ここが『鳥カゴ』の中心だ!!!｣
民衆｢うおおお!!やった……!!助かりましたキュロス様!!｣
台地へ登る民衆を見守りつつ、レオに続いて戦士達に説明をする。
｢簡潔に言いますと、今貴方達が動けているのは姫の力によって超回復をしているからなんです。｣
ｻｲ｢超回復?｣
｢はい。私の力を付加して効果の持続を図っていますが、時間がくれば体は元に戻ります。だから…それまでこの国を守って欲しいんです。お願いします。｣
ペコリと頭を下げてそう言い、今ので納得してくれたかなと反応を見るため顔を上げ彼等を見ると、皆頷くでも反論するでもなく黙って私を見ていた。
ﾊﾞﾙﾄﾛﾒｵ｢おめェら!!!誰の許可得てこのお方を見てんべ!!!下心が丸見えだべ!!!｣
ﾌﾞｰ｢う、うるせェやい!!お前だって見て…………ん?いや、見てなかったか?｣
ﾊﾞﾙﾄﾛﾒｵ｢ま、眩しすぎて見れねェべや普通!!!!｣
やっぱりこの姿目立ちすぎるかぁと思いつつも、ここでじっとしてる訳にはいかない為、私の目の前で腕をブンブン振り、庇ってくれているバルトロメオさんに声をかける。
｢すみません、バルトロメオさん。この場を任せても大丈夫ですか?｣
ﾊﾞﾙﾄﾛﾒｵ｢だっ……だ、だだ、だ、大丈夫ですだ!!!お、おお、俺に任せて欲しいべ!!!｣
何故か私をチラッチラッと伺い見るバルトロメオさんだが、二つ返事で了承してくれたので、笑ってありがとうございますとお礼を言った。
｢ロビン、私は一旦マンシェリー姫と合流してくるね。｣
ﾛﾋﾞﾝ｢えぇ。気を付けて。………さ、トサカくん、気持ちは分かるけど固まってる場合じゃないわよ。｣
ﾊﾞﾙﾄﾛﾒｵ｢………ハッ!!あ、あまりの尊さに……気を失ってたべ……｣
上空へと飛ぶと、マンシェリー姫の涙の成分によって作られたタンポポがふよふよと浮いており、それを追っていくとカブさんという小人の背に乗るマンシェリー姫を見つけた。
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はち.(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです！いつも更新していただく度に読ませていただいております。またお時間がある時、更新していただけたら嬉しいです！応援しています！ (2021年2月27日 21時) (
レス) id: 37902fbb7c (このIDを非表示/違反報告)
菜の花からし和え - 一気にみました！更新頑張ってください！ (2020年12月16日 20時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
みいら(プロフ) - とっっても面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年10月19日 13時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2020年10月7日 23時
