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B棟2階「検査室」─────
海軍「天井が崩れる!!チョッパーヤン!!ここはもうダメだぜ!!」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「……うん!!今やれる処置は全部終わった!!急いでR棟へ!!!モチャ!!頑張れよ!!脱出するぞ!!」
海軍「よし来た任せとけェーー!!!」
ﾓﾁｬ「ハァ…ハァ…」
検査室での治療を終えた私達は、どこかで爆発が起こったのか、建物が揺れ、天井が崩れ始めたのを機に部屋を出てR棟を目指して移動した。
モチャは治療前より状態は良さそうだが、息苦しそうに呼吸が浅い。
少しでも楽になるようにモチャの指をギュッと握って回復の祈りを込める。
ﾁｮｯﾊﾟｰ「…A、やっぱり無茶してるだろ?『回復能力をあげて少しでも毒の進行を遅くする』って力を使ってくれたお陰で、モチャに無理させないで処置できたけど……顔色が悪いし、感覚を共有なんてやっぱり負担が大きいんだよ!」
チョッパーは眉を下げ、心配そうな表情で私を見つめる。
ルフィが毒の耐性がある程度ついた様子を見て、私も同じなのではと考えた結果、モチャに私の浄化能力を分けれないかと思い、感覚を共有しようと能力を使った。
思いつきだったが、運が良かったのか上手く行き、《
みるみるうちにモチャの容態が良くなるなんて都合がいいことは起こらなかったが、私の体と《共有》してる＋チョッパーの治療で、時間が経つにつれ良くなっていった。
ゲホゲホと咳き込んでいた吐血は収まり、浄化能力が毒と拮抗し始めた効果なのか早かった呼吸も少しは落ち着いた。
しかし、感覚を共有してるのは私もなので、モチャの体を蝕む毒が、鈍器で殴られたような激しい頭痛と吐き気に形を変えて襲ってきたせいか、汗が額にジットリと浮かび息苦しさを感じた。
こんな痛みを……子供が1人で抱えるなんて……!!
唇をグッと噛みしめ、こんなものに負けてたまるかとひたすら力を送り続け、処置はひとまず無事に終わって今に至る。
｢心配かけてごめん、チョッパー。でも、チョッパーだけじゃなくて海軍さん達もモチャの為に頑張ってくれたんだから、私だってやれることはやらなきゃ嫌なの。それに、モチャに助けるって約束したしね!｣
ﾁｮｯﾊﾟｰ｢A…｣
海軍｢アネゴォ……俺達のことまでそんな風に言ってくれんのか……!!｣
｢姉御はやめてってば!!｣
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ツナ缶。(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます!更新がほんと遅いのでまちまちになってしまいますが、楽しんで頂ければ幸いです(*¨*)応援ありがとうございます！ (2020年5月23日 12時) (
レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 主人公が周りから好かれている感じがとてもいいです！逆ハー要素の程度もとても好きです！更新が止まっているようですが、続きが見れることを楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月17日 2時) (レス) id: 6bfb94eb02 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» 承諾して下さりありがとうございます。応援もありがとうございます! (2019年11月4日 23時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - こちらこそすみませんでした。更新頑張って下さいね！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます。すみません、申し出はありがたいのですが、合作は出来ません。ワンピース以外の小説も書いておりまして、更新もかなり不定期なので自分の作品で私には手一杯なので、申し訳ありませんがお受けできません。ご了承下さい。 (2019年11月4日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2019年11月3日 23時
