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ﾅﾐ｢…あ、眉根寄せてる。モテる話しただけで不機嫌って本当に自覚ないのか怪しいレベルよ。｣
ﾛｰ｢…不機嫌じゃない。｣
ﾌﾞﾙｯｸ｢でも声低いですよ。｣
ﾛｰ｢………。｣
ﾅﾐ｢……ま、色々言ったけど、相手の事を“自分が”大切にしたい、守りたい……隣に、傍に居たい。そう思えるかが1番大事だと私は思うわ。｣
ローは黙ってナミの言葉を聞き、かつて冥王にAの監督係を持ちかけられた際の会話を思い出していた。
〜〜〜
ﾚｲﾘｰ｢A君の監督係を引き受けてくれないか?｣
ﾛｰ｢何故俺が他所の海賊団の奴の面倒を見なくちゃいけない。…それとも、俺に何かメリットでもあるのか?｣
ﾚｲﾘｰ｢あぁ、勿論。君の視野を広げる大きなメリットだ。｣
ﾛｰ｢視野を広げる、ねぇ……メリットの具体的な内容は?｣
話の要点を勿体ぶってハッキリ言わない様子のレイリーに、ローは訝しげな表情をして聞き返す。
そんなローとは反対に、レイリーはニッコリと人が良さそうな笑みを浮かべ、こう言った。
ﾚｲﾘｰ｢それはな……あの子が君の“明日”になってくれる事だよ。｣
ﾛｰ｢………｣
言葉の意味が分からず、ローは沈黙する。
あいつが俺の“明日”になる?
…あの食えない冥王のことだ。何かを遠回しに言っているとは分かるが、悔しいことにさっぱりピンとこない。
ﾚｲﾘｰ｢フフ…分からない、と言った顔をしてるな。別に今理解する必要は無い。それに、これは2つあるメリットのうち1つだ。最後の1つは…｣
せめて片方は単刀直入に言って欲しいというローの願いは、またもレイリーの言葉で打ち砕かれる。
ﾚｲﾘｰ｢“恋”を知れることだ!!………待て待て帰るんじゃない!｣
ﾛｰ｢下らない話をするなら俺は帰る。｣
ﾚｲﾘｰ｢下らなくは無いだろう。恋は人生を豊かにするぞ。それに、トラファルガー……君、A君のこと好きだろう?｣
………………俺が、オルティース屋を、好き？
あまりの予想外の発言に、ローは咄嗟に言葉が出ず、レイリーが次の言葉を発するまで頭の中で反芻する事しか出来なかった。
そんな様子を見たレイリーは、やっぱりなと1人頷く。
ﾚｲﾘｰ｢私の予想だが、君はその容姿で今まで女性に困ることは無かっただろう。だが、本気になる事もなかった…違うかな?｣
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ツナ缶。(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます!更新がほんと遅いのでまちまちになってしまいますが、楽しんで頂ければ幸いです(*¨*)応援ありがとうございます！ (2020年5月23日 12時) (
レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 主人公が周りから好かれている感じがとてもいいです！逆ハー要素の程度もとても好きです！更新が止まっているようですが、続きが見れることを楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月17日 2時) (レス) id: 6bfb94eb02 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» 承諾して下さりありがとうございます。応援もありがとうございます! (2019年11月4日 23時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - こちらこそすみませんでした。更新頑張って下さいね！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます。すみません、申し出はありがたいのですが、合作は出来ません。ワンピース以外の小説も書いておりまして、更新もかなり不定期なので自分の作品で私には手一杯なので、申し訳ありませんがお受けできません。ご了承下さい。 (2019年11月4日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2019年11月3日 23時
