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ﾓﾁｬ｢…………｣
ﾗﾙｸ｢…………｣
ﾅﾐ｢………2人共大丈夫？さっきから口が閉じてないわよ。｣
Aが奏でる、透き通った歌声が心地よく、私は目を閉じて聞き入っていた。
モチャ達は大人しく、物音ひとつしないからチラリと横目で見ると、2人はポカンと呆けた様に口を小さく開け、じっ…と食い入るようにAを見つめていた。
私の呼び掛けに、モチャとラルクは放心状態から覚めたのかハッと気付き、慌てて口に手を当てて、恥ずかしかったのか顔はほんのり赤かった。
ﾅﾐ｢Aのこの歌、私のお気に入りなの。ずっと聞いていたいって思うぐらい優しい音色でしょ?｣
ﾓﾁｬ｢うん…!それに、私初めてこのお歌聞くけど、初めてじゃないような……なんて言えばいいのかな……｣
ﾗﾙｸ｢僕も同じ…初めてだけど、何だか凄く安心するんだ。｣
Aの歌を初めて聞いた時の自分と同じ様な事を言っているモチャ達を見て、ナミはクスリと笑い、再度Aに視線を戻す。
Aの楽しそうに歌う姿を微笑ましく見守っていると、モチャが何かに気づいた様に指を空に指した。
ﾓﾁｬ｢見て…雪が光ってるよ…!!｣
ﾗﾙｸ｢ほんとだ!!｣
Aの歌は癒しを与えるだけでなく、環境にも影響を及ぼす。幾度となくそんな光景を見てきたが理由は謎だった。
しかし今思うと、これもルフトゥの力が為せることなのだろう。
パンクハザードに降りつもる雪が、Aの歌に呼応するように、暖かみのある光を伴い空から零れ落ちていく。
その神秘的な光景に、誰もが言葉を失い、目を奪われる。
｢〜〜♬〜〜♪〜〜｣
ﾅﾐ(ふふ、当の本人はあんなに気持ち良さそうに歌っちゃって……ルフトゥが何者かは気になるけど、私はAを信じてるし、好きなように生きてくれれば後は何だっていいわ。)
そんなナミの想いを知ってか知らずか、フゥ…と息をついて歌い終わったAは、ナミの方を向いて朗らかに笑った。
〜〜〜
｢……?………うん!?!?｣
ﾅﾐ｢A?どうかした?………あぁ〜ま、流石にバレるでしょ。諦めなさい。｣
歌い終わった私に、モチャとラルクが駆け寄り、必死に感想を伝えてくる様子を、可愛い可愛い〜よぅし撫で撫でしちゃうぞ〜とほのぼの雰囲気を満喫していました。
しかし、ふと視線を感じ顔を上げた私は目の前の光景に顔を青ざめる。
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ツナ缶。(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます!更新がほんと遅いのでまちまちになってしまいますが、楽しんで頂ければ幸いです(*¨*)応援ありがとうございます！ (2020年5月23日 12時) (
レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 主人公が周りから好かれている感じがとてもいいです！逆ハー要素の程度もとても好きです！更新が止まっているようですが、続きが見れることを楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月17日 2時) (レス) id: 6bfb94eb02 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» 承諾して下さりありがとうございます。応援もありがとうございます! (2019年11月4日 23時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - こちらこそすみませんでした。更新頑張って下さいね！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます。すみません、申し出はありがたいのですが、合作は出来ません。ワンピース以外の小説も書いておりまして、更新もかなり不定期なので自分の作品で私には手一杯なので、申し訳ありませんがお受けできません。ご了承下さい。 (2019年11月4日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2019年11月3日 23時
