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他の子供達も先程と変わらず、たしぎさんやウソップ、フランキーと楽しそうに遊んでる姿を安心した気持ちで見つつ、サンジのスープを飲んでいると、ナミがモチャと1人の男の子を私の前に連れて来た。
子供｢お、お姉ちゃん…ピアノを…教えて欲しい…です…!｣
ﾓﾁｬ｢私も聞きたい!Aお姉ちゃんのお歌が凄い綺麗ってチョッパーちゃんが言ってたの!｣
ﾅﾐ｢急に悪いわね、A。この子に誰かピアノと歌が得意な人がいないか〜って聞かれて、ブルックかAを呼ぼうと思ったんだけど、ブルックはあの調子で……｣
｢あぁ…なるほど…｣
ナミは苦笑して、酒を飲んだ海軍と騒いでいるブルックを指した。
ブルックはかつての大スター時代に愛用していたギターを海兵達に披露し、大いに盛り上がっている。あんな空気の中呼び出せないもんね。
逆に私は呼び出されて助かったようなものだし…。
ﾓﾁｬ｢あのね、私達誰もピアノとか教えられないからこの子ずぅっと我慢してたの…Aお姉ちゃんお願い!!｣
子供｢お、お願いします…!!｣
｢……うん、大丈夫だよ。まず、君の名前を教えて欲しいな。｣
子供｢ほ、ほんとに!?｣
男の子と同じ目線になるようにしゃがみ、了承の意を伝えると、それまで少し怯えた様子で俯き加減だった男の子は顔を上げ、パァァと表情を明るくした。
ﾗﾙｸ｢僕の名前はラルクです!｣
｢ラルクね。…よし、じゃあお姉ちゃんと一緒にやってみようか!｣
皆の前でやる度胸は流石にないので、人目につかなそうな船首の方へと移動した。
ラルクは胸に小さなおもちゃのピアノを抱えていた。ここに来る前に両親に買って貰った大切な物で、これから本格的にピアノを習おうとしていた時にパンクハザードに連れて来られてしまったと言った。
これが無ければ行かないと駄々を捏ねてピアノだけパンクハザードに持ってくることを許されたらしい。
さて……子供に頼まれたなら断る理由はない!と意気込んだのはいいものの、おもちゃ用のピアノだとやれる曲は限られてしまう。
難しいリクエストがあったらどうしようかな、と少し悩んでいると、ラルクがおずおずとした様子で口を開いた。
ﾗﾙｸ｢あのね、昔お母さんがお星さまの歌を歌ってくれたんだ。でも、題名を知らなくて…｣
｢お星さま……もしかして、こんな感じ?｣
私は小さなピアノに指を乗せ、予想している曲の序盤のメロディーを弾く。
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ツナ缶。(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます!更新がほんと遅いのでまちまちになってしまいますが、楽しんで頂ければ幸いです(*¨*)応援ありがとうございます！ (2020年5月23日 12時) (
レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 主人公が周りから好かれている感じがとてもいいです！逆ハー要素の程度もとても好きです！更新が止まっているようですが、続きが見れることを楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月17日 2時) (レス) id: 6bfb94eb02 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» 承諾して下さりありがとうございます。応援もありがとうございます! (2019年11月4日 23時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - こちらこそすみませんでした。更新頑張って下さいね！ (2019年11月4日 22時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます。すみません、申し出はありがたいのですが、合作は出来ません。ワンピース以外の小説も書いておりまして、更新もかなり不定期なので自分の作品で私には手一杯なので、申し訳ありませんがお受けできません。ご了承下さい。 (2019年11月4日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2019年11月3日 23時
