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ﾙﾌｨ｢………!!お……ろ、……!!!｣
(……ルフィの…声が、微かに聞こえる……)
夢を見ているような、ふわふわと微睡んでいる感覚から醒ますような声が耳に入る。
何度も聞こえるその声が、次第にハッキリとした言葉を伴い、私の意識を揺さぶり起こした。
ﾙﾌｨ｢起きろ、A!!!起きたら美味ェ肉食えるぞ!!!｣
ﾛﾋﾞﾝ｢それで起きるとは思われたくないんじゃないかしら、A。｣
ﾙﾌｨ｢そうか?でもA肉好きだから大丈夫だ!!｣
(何も大丈夫じゃないし、ほんとにそれで起きたと思われるよコレ…)
コンクリートに触れているのか、顔や体はひんやりと冷たく、体は鎖で縛られている状態だった。
薄らと目を開けると鉄格子が目に入り、自分は閉じ込められていると判断できた。
ﾙﾌｨ｢…あ!!Aが起きた!!!お〜い!!｣
ｽﾓｰｶｰ｢うるせェぞ 麦わら!!!｣
(ここは……どこ?見慣れない部屋…それに、ルフィ達以外にもトラファルガーさんとたしぎさん達も捕まってる…)
さっきは何も反応がなく、気を失っていたルフィは、私に向かって鎖に縛られつつもピョンピョンと跳ねて笑顔を見せている。
他の皆も目立った外傷は無さそうでホッと一息つく。
ｳﾞｪﾙｺﾞ｢君がオルティース･R･A……“災厄を招く者”か…。｣
｢……｣
ｳﾞｪﾙｺﾞ｢おっと、すまない。自己紹介がまだだったな。初めまして、私はヴェルゴ。君をジョーカーの元まで届ける任務を請負ったものだ。｣
私が入れられている檻の前に近付いた男…サングラスを掛け、白コート白ズボンという、怪しさ満点の男は私にそう言った。
“ジョーカー”？……誰？
頭に疑問符を浮かべる私にトラファルガーさんが答えをくれた。
ﾛｰ｢ドフラミンゴがソイツを…?一体どういうことだ。｣
ｳﾞｪﾙｺﾞ｢そのままの意味だが?ジョーカーはこの子に興味があるらしい。なら、連れて行くのが私の仕事だ。｣
ﾙﾌｨ｢駄目だ!!!お前Aに指一本触るなよ!!!｣
ドフラミンゴ…もしかして、“ジョーカー”って『王下七武海』のドンキホーテ･ドフラミンゴのこと…!?
勿論、私とドフラミンゴは何の接点もない。かといって、喧嘩を売った訳でもない。
そんな人がどうして………いや、私を狙う理由なんて一つに決まってるか。
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ツナ缶。(プロフ) - 来霧さん» コメントありがとうございます!前にも応援のコメントを頂き嬉しく思います!!拙い文章ですが、これからも良かったらお読みになって下さい! (2019年9月28日 10時) (
レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
来霧(プロフ) - ルフィ最推しなので絡み多くて嬉しいのと、ネタも入っていてめっちゃワンピース！！って感じがします！応援してます！更新頑張って下さい！！ (2019年9月28日 0時) (レス) id: cc1c1fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - ゆずさん» コメントありがとうございます！リクエストは特に受け付けていませんが、ご意見は参考にしようと思います！話の流れと私のペースなので何とも言えませんが、ラブは組み込むつもりなので長い目で見て頂けると嬉しいです！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - すみません、リクエストいいのか分からないけど、もっとラブが見たいです (2019年9月16日 17時) (レス) id: c4d661a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - アザミさん» コメントありがとうございます！わっほんとですね！！(--;) 失礼しました。訂正しておきます。ご指摘ありがとうございます！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2019年9月12日 21時
