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2人に財宝や人魚を盗むため忍び込んでいたカリブーのこと、一応外まで吹っ飛ばしておいたけど用心して欲しいということを説明していた。
サンジにお姫様抱っこされている私を見て驚いた顔をしていたナミは事情を聞くと、盛大なため息をついた。
ﾅﾐ｢もう言わんこっちゃない…A!あんたは出港までベッド待機よ!!｣
｢えぇ!?何でよ〜!!｣
ﾅﾐ｢問答無用!!盗まれた財宝について3人には話があるから、そうね…しらほし!医務室までAのこと運んでもらえる?｣
ﾙﾌｨ・ｿﾞﾛ｢イヤな予感………｣
ｼﾗﾎｼ｢は、はい!!喜んでお運び致します!!｣
｢だ、駄目駄目!!姫様に運ばせるなんて、｣
ﾅﾐ｢はい、行ってらっしゃい〜｣
私の反論も虚しく、サンジから姫様の両手に渡され、医務室へと運ばれる私であった。
＊＊＊＊＊＊
ｼﾗﾎｼ｢A様、病み上がりなのに巻き込んで申し訳ありませんでした…。｣
｢姫様が謝ることじゃありません!あの財宝泥棒が悪いんですから!!それに、私はすっごい元気ですから心配しないで下さい!｣
ｼﾗﾎｼ｢そ、そうですか?それなら良いのですが…｣
まだ浮かない顔をしている姫様を見て、どうしようか…と頭を悩まし、ハッとある事を思い出した。
｢姫様、あの…少しお願いをしていいでしょうか?｣
ｼﾗﾎｼ｢お願い…ですか?私に出来ることなら何でも仰ってください!｣
張り切って手にギュッと力を込め握る姫様に微笑み、紙と鉛筆を持ってきて欲しいとお願いし、丁度医務室にあったみたいで看護師さんが姫様に手渡していた。
ｼﾗﾎｼ｢これで宜しいでしょうか?｣
｢はい。ありがとうございます。｣
ｼﾗﾎｼ｢あの、それで何を…｣
｢絵を描こうと思って…恥ずかしながら、とても上手とは言えないんですけど…。それで、描きながらで宜しければ、約束していた歌を唄いましょうか?｣
ｼﾗﾎｼ｢ほ、本当ですか!?是非、是非お願いします!!!｣
キラキラとした目で私を見つめる姫様に驚きつつ、医務室で休んでいる人も私だけだったので、お医者さんや看護師さん達もにこやかな表情で頷いてくれた。
私はコホンと1つ咳をし、鉛筆を持った。
｢♪〜〜♬〜〜｣
医務室の窓から見える景色と、魚人島の街並みを思い出し、手触りで分かるぐらい上質な画用紙に鉛筆を滑らせる。
お母さんは凄く上手に描けてるのに、子供である私にその才能は受け継がれなかったってことが残念でならない。ほんとに。
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きみこ(プロフ) - ツナ缶。さん» はい！いつでも待っていますね！ (2019年4月19日 22時) (
レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - きみこさん» コメントありがとうございます!!更新が本当に不定期で待たせてしまい申し訳ありません!大好きと言ってもらえて、凄く嬉しいです…!!またちまちまと出来る限り更新し続けたいと思ってますので、よろしくお願いします！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - 星咲夜空さん» コメントありがとうございます!!返信が遅くなってしまい申し訳ありません。一気見して頂けてとても嬉しいです!!更新が不定期になる時が多々ありますが、読んでいて楽しいと思って貰えるよう書こうと思います！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
きみこ(プロフ) - ツナ缶さん初めまして、私この小説大好きでずっと待ってました！！更新していただいてありがとうございます！ 無理せず更新頑張ってくださいね！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - 一気見させて頂きました、この小説好きです！更新頑張って下さいね！ (2018年9月4日 17時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年6月8日 20時
