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｢あ、相変わらず凄い聴力……でも、音が聞こえてたのなら良かった。助けてくれてありがとう。もう歩けるから大丈夫だよ。｣
ｻﾝｼﾞ｢……いいや、無理はしない方がいい。｣
気遣うように私の体を支えてくれていたサンジにそう言って離れようとすると、私の腕をぐっと掴み引き留められた。
そして次の瞬間、
ｻﾝｼﾞ｢医務室まで送るよ。少しベットで休んだ方がいい。｣
｢……えっ。｣
こ、これは……所謂、お姫様抱っこ……だと……
初めての経験に体がピシッと石のように固まる。
｢……お、お、重いでしょ!?重いよね!?分かった、歩きます!!ごめんなさい!!｣
ｻﾝｼﾞ｢わ、ちょ、落ち着いて!全く重くないから!｣
｢で、でもさぁ、その、これは、ちょっと……予想外、と言いますか…｣
ｻﾝｼﾞ｢………照れてるAちゃんって珍しいな。｣
｢誰だって恥ずかしいと思います!!｣
お顔が大変整ってございますねサンジさん。
だからそんな覗き込むみたいに見ないで下さい。
いや違うの聞いて。お姫様抱っこは何気に夢だったんですよ。それがいきなり叶ったらビックリするじゃん。テンパるじゃん。
お母さん…Aは今、何年かぶりに乙女心を思い出しています…
｢A〜!どうしてサンジの名前しか呼ばなかったんだよ〜!!｣
折角ウソップ達から逃げてきたのに、またここに来て言葉に詰まるなんて情けない…と顔を覆いたくなっていると、ルフィが不思議半分不満半分と言った様子で聞いてきた。
ナイス ルフィ!話題はともかく、この空気に割り込んでくれて!
｢どうしてって…サンジならいくら遠くても女の子の声が聞こえてそうだな〜と思ったからだけど…まぁ、ルフィ達がこっち向かってたから運が良かっただけだろうけどね。｣
ﾙﾌｨ｢ふ〜ん…まぁ、俺も気付いたけどな!｣
ｻﾝｼﾞ｢嘘つけ!俺が先導しただろうが!!マリモ野郎は若干聞こえてたみたいだが散々迷うし…大変だったよ。｣
ｿﾞﾛ｢あぁ?迷ってねぇよクソコック!｣
ﾙﾌｨ｢なぁなぁサンジ!俺がA運ぶから渡してくれ!!｣
ｻﾝｼﾞ｢お前は乱暴に扱いそうだから却下だな。ていうか、いつでもAちゃんに抱き着いたりしてんだろ!!｣
｢あの、ほんと1人で大丈夫だから落ち着いて…｣
そんなこんなで3人で言い合いを続けるのを宥めつつ、これはナミじゃないと解決しないかも…と思っていたら、おーい!と手を振ってるナミと右大臣さんが駆けてきた。
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きみこ(プロフ) - ツナ缶。さん» はい！いつでも待っていますね！ (2019年4月19日 22時) (
レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - きみこさん» コメントありがとうございます!!更新が本当に不定期で待たせてしまい申し訳ありません!大好きと言ってもらえて、凄く嬉しいです…!!またちまちまと出来る限り更新し続けたいと思ってますので、よろしくお願いします！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - 星咲夜空さん» コメントありがとうございます!!返信が遅くなってしまい申し訳ありません。一気見して頂けてとても嬉しいです!!更新が不定期になる時が多々ありますが、読んでいて楽しいと思って貰えるよう書こうと思います！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
きみこ(プロフ) - ツナ缶さん初めまして、私この小説大好きでずっと待ってました！！更新していただいてありがとうございます！ 無理せず更新頑張ってくださいね！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - 一気見させて頂きました、この小説好きです！更新頑張って下さいね！ (2018年9月4日 17時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年6月8日 20時
