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ｼﾗﾎｼ｢わたくし一人の命を奪う為だけに!!!リュウグウ王国の皆様まで巻き添えになさるのはおや!!おやめ下さいませ!!!私ならこちらに!!!｣
ﾃﾞｯｹﾝ｢おｫ 何と美しいんだしらほし!!心までも!!!その身一つにこの災害を引き受けて国を守ろうというのかしらほし!!!
その美しきままに死にわが胸に永遠に生きるがいい、しらほし!!!｣
ｼﾗﾎｼ｢きゃあ!!!｣
｢〜〜〜ぷはっ!!姫様ァ!!!｣
デッケンから投げられたナイフが姫様の右肩に刺さり、力が弱まったことで私は姫様の手のひらからやっとの思いで出られた。
｢姫様!!しっかりして下さい!!!｣
ﾃﾞｯｹﾝ｢オルティース・R・A……お前はいつまで、おれとしらほしの邪魔をするつもりだァ!!!｣
デッケンは私と姫様を対象にし、同時にナイフを放った。
私は姫様に気を取られて反応するのが少し遅れたが、隠していた翼を発現させ、姫様にすんでのところで刺さりそうになるナイフに向かって手を伸ばして飛び出した。
ドスッ ドスッ
｢いっ!!!｣
ｼﾗﾎｼ｢っ……!!!A様ぁ!!!｣
左手には、しらほし姫に向けられたナイフが刺さり、右肩は自分に向けられたナイフがぐっさりと刺さっていた。
何とか翼の力で踏ん張る私を姫様は手の平で掬い上げるように受け止めてくれた。
ｼﾗﾎｼ｢A様!A様!!お気を確かに!!血が……血が……!!あぁ……どうしたら……!!｣
｢だ、だい、じょうぶ……大丈夫です、姫様。ほら、ニッコリ…スマイル、でしょう?｣
ｼﾗﾎｼ｢A様……!!｣
姫様は自分の怪我など棚に上げて、私のことを真っ先に心配してくれる。
初めて会った時のように、目に大粒の涙を溜めて
不安げに眉を下げる姫様に、安心させたくて私は自分の頬を指で持ち上げ、ニッコリと笑って見せた。
｢姫様……心を、しっかりお持ち下さい。姫様には、ルフィや私…仲間達がついて、います。だから……一緒に戦いましょう。｣
ｼﾗﾎｼ｢……A様は……お母様と同じ事を仰るのですね。｣
｢え?姫様の…お母様と?｣
ｼﾗﾎｼ｢はい。……とても、勇気づけられました。｣
先程の緊張した面持ちではなく、いつもの姫様に近い、柔らかな笑顔を見て私はホッと胸を撫で下ろした。
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きみこ(プロフ) - ツナ缶。さん» はい！いつでも待っていますね！ (2019年4月19日 22時) (
レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - きみこさん» コメントありがとうございます!!更新が本当に不定期で待たせてしまい申し訳ありません!大好きと言ってもらえて、凄く嬉しいです…!!またちまちまと出来る限り更新し続けたいと思ってますので、よろしくお願いします！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶。(プロフ) - 星咲夜空さん» コメントありがとうございます!!返信が遅くなってしまい申し訳ありません。一気見して頂けてとても嬉しいです!!更新が不定期になる時が多々ありますが、読んでいて楽しいと思って貰えるよう書こうと思います！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: c5376ee3fb (このIDを非表示/違反報告)
きみこ(プロフ) - ツナ缶さん初めまして、私この小説大好きでずっと待ってました！！更新していただいてありがとうございます！ 無理せず更新頑張ってくださいね！ (2019年4月19日 22時) (レス) id: 0aa54d5913 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - 一気見させて頂きました、この小説好きです！更新頑張って下さいね！ (2018年9月4日 17時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年6月8日 20時
