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｢っルフィ!!!｣
ﾙﾌｨ｢分かった!!!そっちは任せる!!!
逃げるな そこにいろ弱虫ィ!!!
遠くへ行かれたら 守れなくなる!!!｣
｢姫様!!私とルフィがちゃんと住民ごと
お守りしますからここにいて下さい!!!｣
ｼﾗﾎｼ｢は…はいっ!!いますっ!!｣
ルフィは覇気をつかい、
周りにいた数名の住民達を気絶させて
デッケンの死角に飛び込んだ。
デッケンとルフィの競り合いが始まったのを
確認し、とりあえず姫様への攻撃が防げた
ことにホッと胸を撫で下ろした。
住民｢う、うわぁぁぁ!!?｣
住民｢に、逃げろ!!!｣
安心している暇はないというように
突然住民の叫び声が聞こえ、
ハッとして声が聞こえた方に視線を向ける。
どうやら、ルフィとデッケンの戦いで
抉られていく地面や破壊された珊瑚の破片が
所構わず飛散しているようで、住民はそれから逃れようと走り回っていた。
ｼﾗﾎｼ｢み、皆さんに危険が……!!!ど、どうすれば…｣
｢姫様、落ち着いて。大丈夫ですから。｣
ｼﾗﾎｼ｢え?｣
どういう意味なのか、と不安そうに
眉を下げた姫様は前方に何を見たのか
慌てた様子で身を乗り出した。
ｼﾗﾎｼ｢こ、子供達の後ろの珊瑚が…!!!｣
ﾁｮｯﾊﾟｰ｢危ない!!!お前ら逃げろォ!!!｣
怖さで足が震えて動けないのか、数人の子供達が寄り集まっている場所の後方に一際大きな珊瑚があり、それは攻撃の余波でグラグラと揺れ今にも倒れてきそうだった。
駆け出す者、目を覆う者がいる中、
私はこの場全体を視界に映したことを把握し、
すぅ…と静かに息を吸いこんだ。
｢《
子供｢……っ………あ、れ?痛く…ない?｣
住民｢今……消えなかったか……?
俺の気のせいか……?｣
住民｢……いや、違う!気のせいじゃない!!!俺達に飛んでくる岩がどんどん消えていってるぞ!!｣
子供達を下敷きにしそうだった珊瑚がパッ！とまるでマジックのように消えたことにその場にいた全員が自分の目を疑い愕然としていた。
その光景に皆が驚いて声が出ない。
そんな時、
最初に口を開いたのは特に現状に驚きもせず、
それどころかやけに落ち着いた様子のAだった。
｢うん、とりあえず難から逃れられましたね。｣
へらり、と安堵したような笑顔を浮かべて。
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ツナ缶。(プロフ) - りっちゃんナウさん» りっちゃんナウさんコメントありがうございます!!大好きな小説と言って頂いてとっっても嬉しいです!お話が進む間に2年前の内容はちょこちょこ入れるつもりです!更新頑張りますのでぜひ読んで下さい! (2018年5月24日 23時) (
レス) id: 0b61d34b0f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - めっちゃ面白いです！ しかも愛されで一瞬で大好きな小説になりました！ 2年前とかの話もすごく気になります！！ これからも更新頑張ってください (2018年5月24日 23時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年5月14日 2時
