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42. ページ44

ルフィ「ししし!!やっぱりAは
なんだかんだ言って最後には
許してくれるな!!!」

「別にいつもって訳じゃ……
…………あれ?いつも?」

ルフィ「うん!!」



言われてみれば、確かに。


シャンクス達と出会った時も、

コルボ山に行く時も、

海に出て海賊になる時も、


数えきれない程の思い出が
湧き水のように蘇ってくる。


その他諸々、最初はルフィと
正反対の意見を持っていたのに、
最終的にはルフィに同意していた。


ま、まさか……
小さい頃から一緒にいるから
感覚が徐々にルフィ寄りになった…?

頭のネジ2、3本くらい
軽くふっとばしちゃったのか…!?


お、おお、落ち着け自分!!!


私がしっかりしなきゃルフィが路頭に
迷うし、 ルフィが路頭に迷うなら
私ももれなく道連れだ(確定)!!!



あれだね、うん。

ハッピーセットならぬ
アンハッピーセットってか。

ちなみにふざけてるつもりはない。


今更すぎる事実に気付き、
頭を抱えてうおおおお、と唸る私に
ルフィは嬉しそうに笑いかけた。



ルフィ「俺Aのそういうとこ好きだ!!!」



ルフィはぜっったいに計算高い人じゃない。

むしろ難しい事を考えるのは苦手な方。

常にゴーイングマイウェイな生き方だし。

だから、
誘導尋問なんてやろうともしないし、
多分出来ないだろう。


でも。


今みたいに、
私は結局ルフィに折れてる事がほとんど。

何とかなるんじゃないか。って、
この笑顔を見たら思ってしまうのが
原因なのは分かってる。

分かってるんだけど、



きっと無意識に、
私はルフィの後を追いかけてる。



無邪気な笑顔を向けるルフィに
1枚上手を行かれ、かつ思惑通りに
振り回されてると思うと、

まあ すんなり納得はしないですよね。



ルフィ「ひででででっ!!?A!A!!ギブ!!!」

「あ、ごめんごめん。」

ルフィ「いつつ……
棒読みだし…褒めただけなのに…
何でかじーちゃんとお前の攻撃だけは
ゴムなのに効くんだよなぁ……」



ブーブーと不満そうに唇を尖らせ
涙目で頬をさするルフィを見て、


ま、こんな顔させられるのも
幼馴染の特権ってやつかな?


なんて思って、つい笑ってしまう。



ほんと…私って自分が思ってる以上に
ルフィに甘いのかもしれない。

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設定タグ:ワンピース , ONEPIECE , ルフィ   
作品ジャンル:アニメ
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ツナ缶。(プロフ) - りっちゃんナウさん» りっちゃんナウさんコメントありがうございます!!大好きな小説と言って頂いてとっっても嬉しいです!お話が進む間に2年前の内容はちょこちょこ入れるつもりです!更新頑張りますのでぜひ読んで下さい! (2018年5月24日 23時) (レス) id: 0b61d34b0f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - めっちゃ面白いです! しかも愛されで一瞬で大好きな小説になりました! 2年前とかの話もすごく気になります!! これからも更新頑張ってください (2018年5月24日 23時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツナ缶。 | 作成日時:2018年5月14日 2時

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