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｢……ね、ねぇねぇ、ゾロ。｣
ｿﾞﾛ｢あ?｣
｢国王様が悪い人に見えなくて、
つい着いてきちゃったけど
本当に大丈夫なのかな……｣
ｿﾞﾛ｢今更だな。｣
｢ですよね…｣
あの後、
私達が街でルフィ達を探していると、
突如空からクジラに乗った大きな
人魚のお爺さんが現れた。
その横には、スルメを殴った時に
中から出てきた…服を着たサメがいた。
周りの人達はお爺さんの登場に騒然とし、
“何故あの方が下界に”
“国の一大事なのか”
“島が戦場になるのか”…と、
口々に囃し立て逃げ出す人もいた。
お爺さんは自分のことを
“国王のネプチューンだ”と話し、
人魚姫のペットであるサメ・メガロを
助けた礼に竜宮城へ招待すると言った。
周りの反応から察するに、
国王に間違いなのは分かったけど
そんなホイホイとついて行って
いいのかと悩み、まだ自分の
仲間達を見つけていないことを伝えた。
そうしたら、
息子達を使いに出したのだがあまりに
遅いから自分が探しに行くつもりだと言われ、
私達はとりあえず先にと竜宮城へ
送ってもらった。
竜宮城は綺麗なお城で、
私なんかが足を踏み入れていいのかと
ビビりながらゾロの後ろをついて行った。
私達は料理やお酒が用意されていた
宴会場に案内され、皆が集まるまで
ゆっくりくつろいで欲しいと言われた。
大臣さん達がいなくなり、
私は不安に思っていたことを
ゾロにヒソヒソと小声で伝えた。
そんな臆病な私とは対照的に、
ゾロは平然とした様子で
お酒を徳利に注ぎながら言った。
ｿﾞﾛ｢何かあったら斬ってやるから安心しろ。｣
今 の 言 葉 の ど こ に 安 心 し ろ と 。
そしてまだ宴会始まってないのに
ナチュラルにお酒に手をつけたね。
ゾロの意見に同意する訳ではないが、
とりあえず事が起きたらその時に
考えようと切り替えた時、
“お連れ様が着いたようです。”と
兵士さんが報告してくれた。
一緒に行こうと誘ったけど、お酒を片手に
“お前が行けば十分だろ。”との一言。
結局私だけ門に向かった。
まったく…配膳係の人に注意されてたけど
やめる気配ないなアレは……
相変わらずのお酒好きに呆れて溜息をつくと、聞き慣れた声がいくつか聞こえて、思わず走り出した。
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ツナ缶。(プロフ) - りっちゃんナウさん» りっちゃんナウさんコメントありがうございます!!大好きな小説と言って頂いてとっっても嬉しいです!お話が進む間に2年前の内容はちょこちょこ入れるつもりです!更新頑張りますのでぜひ読んで下さい! (2018年5月24日 23時) (
レス) id: 0b61d34b0f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - めっちゃ面白いです！ しかも愛されで一瞬で大好きな小説になりました！ 2年前とかの話もすごく気になります！！ これからも更新頑張ってください (2018年5月24日 23時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年5月14日 2時
