28. ページ30
.
.
船は何とか無事に着地し、
暗かった深海からは一変。
辺りはキラキラとした日差しに
似た光に満ちいていた。
ｳｿｯﾌﾟ｢……た……助かった……!!｣
ﾛﾋﾞﾝ｢……光?なぜこんな深海に…!!｣
ﾌﾞﾙｯｸ｢眩しいっ!!目が眩む様です!!!｣
｢しかも目の前にあるあの島は……ナミ!!｣
私の期待の眼差しにナミは笑って頷き、
指針を前に掲げた。
ﾅﾐ｢ええ!!間違いないわ!!指針は
あの島を指してる!!
───あれが魚人島!!!｣
海の中に浮かぶ島の風景が幻想的だなぁ…
なんて感動していると、
ギュルルルと何かが伸びる音がし、
瞬時に私の体に巻きついた。
それがルフィの腕だと分かった瞬間、
ヒュンッと高速度で引き戻された。
ﾙﾌｨ｢やった〜〜〜!!!着いたぞ〜〜!!!
見ろよA!!!島が浮かんでる!!!｣
｢うぐっ!!!く、くびが……ギブ、ギブ!!!｣
ﾅﾐ｢ちょっとルフィ!!
Aの首しまってるわよ!!!｣
ｻﾝｼﾞ｢人魚達の舞い踊る島!!美しい
“人魚姫”!!!ついに辿り着いたんだ
ガキの頃から憧れた……夢の楽園!!｣
サンジはブルックと腕を組み、
楽しそうに踊っていたが、
またもや鼻血を吹き出し倒れていた。
チョッパーが逐次輸血パックを用いて
輸血していたが、そろそろパックが
足りなくなるんじゃないだろうか。
ﾌﾗﾝｷｰ｢おい 何だコイツら!!｣
各々やっと島につけたことに
ホッとし、新しい島への期待で
浮き足立っていた。
島に入るため、スルメに入口を
探してほしいと頼んだその時、
フランキーが焦ったように叫んだ。
?｢何を人間なんぞに従わされてんだ
クラーケン!!!｣
ｽﾙﾒ｢………!!!｣
ｿﾞﾛ｢誰だコイツら……!!!｣
ﾁｮｯﾊﾟｰ｢わああああ!!!海獣の群れ!!?｣
そう、目の前には数匹の海獣達が
行き先を塞ぐように立ちはだかっていた。
海獣には3人の魚人が乗っており、
私達が“麦わらの一味”だと知り、
味方になるか敵になるか……
｢傘下に下る｣か｢拒否する｣かと
選択を迫ってきた。
ﾊﾓﾝﾄﾞ｢拒めばここで沈んでもらう!!!｣
ﾙﾌｨ｢何だとォ!!?｣
私はナミと顔を見合わせ、
コクンと頷き、フランキーに
燃料補給を頼んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 869人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツナ缶。(プロフ) - りっちゃんナウさん» りっちゃんナウさんコメントありがうございます!!大好きな小説と言って頂いてとっっても嬉しいです!お話が進む間に2年前の内容はちょこちょこ入れるつもりです!更新頑張りますのでぜひ読んで下さい! (2018年5月24日 23時) (
レス) id: 0b61d34b0f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - めっちゃ面白いです！ しかも愛されで一瞬で大好きな小説になりました！ 2年前とかの話もすごく気になります！！ これからも更新頑張ってください (2018年5月24日 23時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ツナ缶。 | 作成日時：2018年5月14日 2時
