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どうやら彼らは
私達“麦わら海賊団”のマネを
していた偽物だったらしく、
ここにいる海賊達は皆騙されていたらしい。
本物としては、勿論真似をしていた
当人達に文句を言いたいところだが、
それ以上にあの格好で騙される方にも
かなり問題があると思う。
ナミやロビンのスレンダーボディが
2年であそこまで衰えるわけないし、
全体的に背が低いし、
最早みんな別人だからね!?
なんて1人猛抗議していると、
戦桃丸は広場全体に響き渡る
ほどの声を張り出した。
「おめェらは全員わいらが連行する!!
-----そしてどういう偶然か
本物の“麦わら”と仲間の1人が
この場にいる!!
そいつらを狙え!!!PX-5!!!」
(…………ん?)
パシフィスタはピピピ……と
機械音を鳴らし照準を合わせ、
私とルフィを的確に狙い、
口からビームを発した。
「うわぁぁぁぁ!!」
ルフィ「あっぶねェっ!!!」
私とルフィは即座に飛び出し、
パシフィスタの攻撃を逃れた。
まさか居場所を当てられるとは思わず
慌てて飛び出したことにより、
案の定、
私とルフィのコートはバサッと
振り落ちてしまった。
「「手配書と同じ顔ォ〜〜〜!!!」」
ハンコック……ごめん……
せっかくの変装が水の泡になりました。
というか…………
「パ、パシフィスタの性能
上がりすぎじゃないですか……」
ルフィ「あーー!!A!!!
お前どこいって、ムグッッ!!!」
「しー!!しー!!!
それはこっちの台詞だよ!!!
とりあえず、早く逃げよう!!!」
私の名前を大声で叫ぶルフィの
口を咄嗟に自身の手で塞ぎ、
既に意味は無いが指を顔の前に立てて制した。
驚きの連続で固まっている
人々の隙をついて私達は逃げ出した。
当然、海軍側は無事に逃がしてくれる
つもりはないらしく、行く手を阻むように
パシフィスタが迫ってくる。
しかし、パシフィスタのビームが
襲って来ても、今のルフィには敵じゃなく、
あっというまに一撃で倒してしまい、
人々は更に唖然としていた。
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ツナ缶。(プロフ) - りっちゃんナウさん» りっちゃんナウさんコメントありがうございます!!大好きな小説と言って頂いてとっっても嬉しいです!お話が進む間に2年前の内容はちょこちょこ入れるつもりです!更新頑張りますのでぜひ読んで下さい! (2018年5月24日 23時) (レス) id: 0b61d34b0f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - めっちゃ面白いです! しかも愛されで一瞬で大好きな小説になりました! 2年前とかの話もすごく気になります!! これからも更新頑張ってください (2018年5月24日 23時) (レス) id: 939ebb76de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ツナ缶。 | 作成日時:2018年5月14日 2時