キメツ学園生活 (ページ4)

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貴

それからA組だということを伝えたら少しばかりか褒めてくれた。嬉しい！

そして家に帰るとパパとママは荷造りをしていて、本当に行っちゃうんだなって実感した。

それから、最後のおやすみなさいをして私はベットへ入った。ふかふかのベット、それは私を眠りに誘い込むには十分なものだった。

＿＿＿＿＿＿

「A様、おはようございます」

『うん！おはよう』

そう言って挨拶をして食事をとる所へ行く。暫くはパパとママともご飯が食べれないのか、、、

『ぱぱ、まま、気をつけてね。たまには帰ってきてね
』

「えぇ、Aも義勇くんに迷惑かけたらだめよ〜。」

「お小遣いなどはお前の通帳に振り込むからな。毎月確認しろよ」

そう言葉を交わして別れた。今日は私が新しいお家に行く日だ。

『おはよう義勇お兄ちゃん』

「おはよう」

そう言っていつものように車に乗る。今日は実力テスト、古典・現代文・数Ⅰ・数A・コミュ英・英表・生物・化学・世界史・日本史の10教科が3日間によって行われる。今日は数Ⅰ・現代文・英表だ。

「テスト頑張れよ」

『ふふっ、ありがとう！』

学校について義勇お兄ちゃんと別れた。下駄箱でしのぶちゃんに会ったので一緒に教室へ向かった。

「高校からは順位が張り出されるので少し不安ですね」

『しのぶちゃん頭いいでしょ！大丈夫！頑張ろうね！』

＿＿＿＿＿＿

テストが終わって帰るともう私の部屋の荷物は無くなっていて。少し寂しかったけど3年後にはまた元の生活。3年間は義勇お兄ちゃんと頑張ろうと思った。

メイドさんや執事さんたちに別れの挨拶を告げ、頻繁に帰ってくることを約束した。

それから義勇お兄ちゃんと一緒に新しいお家へ行った。行ったのはいいけど、、、

『なにこれ！！』

そこは港区にある47階建ての高級タワーマンションだった。

『高いの、無理。一軒家だと思ってたのに』

「行くぞ」

ロビー広すぎ。エレベーターのったけど着くの遅すぎ。エレベーターになれてなくて浮遊感が怖くて思わず義勇お兄ちゃんの腕にしがみついてしまった。

「来い」

そう言って私の腕を払わずそのまま連れていってくれる義勇お兄ちゃん。優しい。

「ここだ。」

相変わらず口数が少ないと思ってたのも束の間、そこは最上階の47階だった。しかも1番上の階は1世帯しか住めないようになっているらしく、47階全てを私たちが占領してるようなものだった。

『私の部屋は、ここか』