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「あまね様、失礼します。」
つい先程、蝶屋敷にお館様の鴉がA様が倒れたという報告を聞いて薬剤を持ってお屋敷へ訪れた。
「熱は、、、すごく高いですね。41度ですね。」
水銀体温計で体温を測ると41度を超えていた。これは、大変だと判断した私は即座に注射に注射液をいれてA様の腕を消毒しました。すると
『いや····』
熱があり意識がうっすらしかないのにも関わらず、注射をするとなると抵抗しているA様が可愛くて、思わず頬を上げてしまいました。
「A、、、」
いつも、素直で何事も我慢強く頑張る彼女がいつも苦手な注射の時だけ抵抗するのを見てあまね様が心配されていらっしゃいました。
「あまね様、A様の腕を少し抑えていて貰えますか。」
「はい。、」
あまね様が腕を抑えてくださったのを確認して、A様の腕に注射を打ちました。
『うぅ、ふぇん、うぇーん、』
「A様、もう少し我慢してくださいね」
『いや、、うぅ痛いよぉ』
しばらくしてうち終わると、包帯を巻いて頭を撫でてあげました。
「しのぶ様、ありがとうございました。」
「いえいえ、また何時でも呼んでください。」
失礼します、そう言って部屋を出ました。やはり、A様の体を強くする薬を開発するべきなのか。そんなことを思いながら、屋敷へと戻りました。
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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01
作成日時:2021年8月13日 17時