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すみません、月日が飛びます。。。
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A様が10歳になった頃、昔に比べだいぶ背も伸び言動や行動も大人びていた。まぁ、まだまだ好奇心旺盛で天真爛漫だが。
成長するにつれ、A様の異能は強くなっていった。また、新しい異能も持ち合わせていた。
1つは、人や生物、植物を治癒する能力。もしくは生命を吸い取る力。胡蝶が治せないような怪我や病気でも治してしまう。枯れた花でも元気にできる。また、生命が宿っているものはなんでもその生命を吸い取ることが出来る。だが、相手の持っている力や能力が大きければ大きいほど、自分に返ってくる反動は大きい。自分自身は治せない。
もう1つは、天気を自由自在に操ってしまう。晴れた日でも雨にしたければ雨にできるし、雨でも晴れさせたければ晴れにできる。1番強いのは、生まれつき身についていたいつでも太陽の光を体から出せるということ。これもまた、範囲や程度によって反動が大きくなる。
最後の1つは、元々持っていた予知能力。正確率も格段にあがり、今では全てが当たると言われている。何年先でも見透かしてしまう。
A様はこの力を人のために役立たせるために必死だった。だが、元々病弱であり成長してもそれは変わらなかったため自分に返ってくる反動で悪化してしまう可能性があった。なので、使うのを禁じられていた。
A様は素晴らしい異能を持っているのに関わらず、自分は何の役にも立てないことから落ち込まれることが多かった。だが、お館様の「その力はいつか本当に必要になった時に使いなさい。」と言うお言葉から、しっかりと自分の中にしまっておられたのだった。
そんなある日、事件が起こった。
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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01
作成日時:2021年8月13日 17時